先日買ったシマノ･フリーゲームXT B76Mの試し投げ。

昨日の夕まずめは、先日買ったシマノのパックロッドフリーゲームXT B76Mを持って海に行ってきました。ぶっつけ本番にならないように夏になる前に1度使ってみて自分の「慣らし」をしておきたかったのです。そう、使うのは初めてだったのです。

果たしてこのロッドの使い心地はというと、やはり普通のバスロッドよりも長いので、重さが感じられました。片手ではキャストするのは無理です。

あわせるリールはシマノ･11スコーピオンDC。飛ばないDCだと揶揄されたリールです。確かにフロロモードだとキャスト後半でブレーキが効きすぎて失速するのです。だからボクは使っているラインがフロロカーボンでもPEモード、風が弱い時には更にブレーキの弱いナイロンモードでキャストしたりします。昨日もリールに巻いてあるラインはフロロカーボンの12lb.でした。

そんな感じで、久々に使うベイトタックルですのでとりあえずリールも1番ブレーキの効くフロロモードで、ラインの垂らしを長めに取ってキャストしたらいきなりのバックラッシュ…。この投げ方ではダメなのね。

バックラッシュを直して、今度は垂らしを短くして所謂バス投げでやってみたら今度は普通に投げる事が出来ました。なるほどなるほど。これ以降はバックラッシュしなくなったので飛距離アップのためにリールの設定をナイロンモードにして暫くは投げる練習をしました。テイクバックでロッドを曲げるようにすると飛距離も伸びましたし、コントロールも付けやすかったです。

ある程度習熟も済んだところでいよいよ釣り本番です。とりあえずカサゴでも狙ってみようかと、ラインの先にはフジワラのブラーという物を結びました。重さは12ｇからやってみます。で、このブラーに餌の鯖の切り身を装着してキャストしてみます。ルアーでなくて餌釣りかよ、と突っ込まれそうですが、何らかの魚を掛けてみたかったのでブラーを使いました。

フリーゲームXT B76Mはレギュラーテーパーなのですが、ボトムコンタクトの感触もそこそこ情報を伝えてくれます。テキサスリグオンリーならばもう少しファストテーパーの方が良いとは思いますが、バーサタイル性を持たせた感じの仕上がりとなっていました。ブラーが海藻とかにスタックしても、それを強引に外すパワーもあります。総じて、ボクがこのロッドでしたかったロックフィッシュ狙いにも充分使えるかと思います。

さて、そんな感じで釣りをしていたら丁度日没となった時に何かがヒットしました。アタリもバッチリわかりました。何か、ものすごく小さい魚が掛かったようで、もう瞬殺といった感じで釣り上げたら釣れた魚はムラソイでした。

ロッドのパワーが有りすぎて、趣きのない、引き味を楽しめない感じでしたが、とりあえずこのフリーゲームXT B76Mに入魂完了です。

無事に釣れたので、今度はブラーをやめて3/8オンスのテキサスリグにしてみます。ワームはエコギア･バグアンツ2インチ。これで探ってゆきます。時折アタリがありましたがフックアップ（鈎掛かり）せず。フックポイント（針先）を隠すテキサスリグだとなかなか乗らないのでした。多分アタってきたのは小さな魚だったのでしょう。

20時迄釣りをしましたが結局先程のムラソイ1匹に終わりました。でも、とりあえず新しいロッドの特性は分かりましたので今日のところは目的は充分果たせました。今年の夏はこのロッドをメインに使ってみる目処がたちましたので良かったのではないかと。

使ったもの。