昨日の日曜日は風も無く穏やかで春の予感を感じさせる陽気でした。海の波もチェックしたらこれまた穏やかでしたので、ようやくというか今年になって初めて釣りに出かけました。一応厚着してサーモスの魔法瓶（ケータイマグ）に程よい温度にしたホットコーヒーを入れておいたのですがこれが正解でした。陽気とは言ってもやはり海では寒さを感じ、常温或いはコールドなドリンクだったらもう凍えてしまうところでした。
この時期ですのでターゲットはメバルにしました。15時頃に釣り場に着いて夕まずめを狙う作戦です。まだ日が高い時間帯はアジでも狙うか？！と思ったのですが釣り場に着いて常連さんに話を伺うとアジどころか魚の気配は全く無いと言うのです。これはアジは期待薄なのでとりあえずマイクロワインドでボトムを狙ってみます。が、何も起こらず。
遠くに大きな船がゆっくりと移動してゆきます。
とりあえず1箇所に固執せずランガンで探ってゆきますが手応えがまるでありません。本当に生命感が乏しいです。なのでワインドは1時間程でやめてリトリーブの釣りに切り替えます。ストラクチャー周りだとか潮の拠れていそうな所を引きますがこちらも無反応、フグすら居ません。
これはやばい予感。
そして時間はあっという間に経ち気がつけば日没前になりました。複数居た黒鯛狙いの釣り人は皆撤収準備をしています。この黒鯛狙いの人達も全然ダメだったみたいで木っ葉メジナしか釣れているシーンを見かけませんでした。
まぁいいさ。本番は日が落ちてからです。この冬に買ったばかりのがまかつ（ラグゼ）のネックライトを装着しつつ気合いを入れ直します。
久しぶりに見る海に沈む夕日。
使用したタックルは7フィート6インチのチューブラーティップのロッドにC2000Sのリール、ラインは2.5Lb.のフロロカーボンを使いました。穏やかとはいえまだ冬ですので風対策です。
暗くなってメバルが浮き出す事を期待しましたがそうはならず、ジグ単で表層、中層、ボトム付近と色んなレンジを刻みますがメバルは居ませんでした。せめて1匹だけでも、と思ったのですが19時半まで釣りを続けましたが結局ボウズに終わってしまいました。本当に厳しかったです。岸から狙える所にまだメバルは居ないのか？こんなはずではなかった…。ですが今年初の釣りで竿を出せただけでも良しとしなければ。潮の匂いを嗅いで気分はスッキリしましたし、錆び付いた釣り勘も取り戻せました。
この場所はダメだったのですが、この近くの別の場所ではポツポツとメバルが釣れているという話を常連さんに聞いたので次はそちらの場所に行ってみようかと思います。初釣りはダメでしたが次こそは今年初の魚を揚げたいところです。
