火曜日にして既に疲れを感じてしまっていたのですが、やはり天気も良くて海も凪いでいるみたいなので行ってしまいますよね釣りに。昨日の夕方、例の如くアジングのタックルを持って何時もの所へと。着いて海水面を見るとまだうっすらと濁りが残っていました。とはいえ前日の酷い有様が1日でこんなにも回復する事に少々驚きました。
とりあえず昨日もキャロのタックルを先に組んで色んな箇所を、10投しては移動、また10投しては移動という様な感じで探ってゆきますが潮は動いておらず、潮見表のアプリを確認したら満潮潮止まりじゃあありませんか。これはしばらくはダメだろうな～、と半分やけくそになりながらランガンを続けます。そしてとある所まで来た時に海水面をカタクチイワシ？の稚魚の群れが行き交っているのを見つけてしまいます。何せ夕まずめの短時間の釣りなので今夕はここでアジの群れを待つ事にしました。
お隣にはフカセ釣りをしている方が居られ、撒いているコマセ餌にカタクチイワシは反応しているみたい。で、そろそろ潮が動き出すかな、という所でこの方がアジを釣り上げました。大きさは20cm位でしたがようやく回って来てくれたのか。ここで再度気合いを入れ直します。しかしキャロのタックルでは鈍すぎてボヤけるので、ここでジグ単のタックルを組み立ててコレでやる事にしました。ロッドはゼスタ ブラックスターセカンドジェネレーションソリッドモバイルS59-Sシグナルトランスミッターで、飛距離は出ませんがその代わり感度はGoodなのでした。
で、沈みゆく夕日を眺めつつキャストを繰り返しますと、何かコツッとアタリます。が、これは…。アジではなさそう、というかこれはやはりアレでした。それは極小のカサゴ。6～7cm位のカサゴ、このジグ単のタックルで一体この春何匹釣った事か！丁度見物に来ていたMさんに「逆によくぞ掛けたね！」と言われてしまうのでした。使用していたワームはレインのアジリンガーでした。
釣りを続けます。が、またもや極小カサゴが…。これも小さなアタリでしたがジグ単用のロッドにエステルラインだとハッキリとアタリが分かるのでした。とりあえずボウズは回避出来ましたがやはり釣りたいのはアジです。ワームはアジアダーでした。
辺りが暗くなりゆく頃に、お隣の方の投げ込むコマセ餌に何らかの魚が反応して表層でバチャバチャとライズを繰り返す様になりました。Mさんによると、あれはメジナじゃあないかとの事。アジでは無いのね、と思っていたらコツっとまたもやアタリが。反射的にあわせたら乗りました。この引き、今度こそアジに違いありません。キュンキュンと良く引きます。エステルラインを使用しているのでドラグは緩めですので時折ドラグが鳴ります。短くて華奢なロッドにラインですので無理をせずにやり取りを楽しみつつ寄せてきて抜き上げたら26～7cm位のアジ。遂にやりました。こちらもアジアダーにヒットしました。
このアジが、ワーム＋ジグヘッドを丸呑みしていて喉の方まで飲み込んでいて、針を外すのに苦戦してしまいました。早く次のキャストをしたいのになかなかジグヘッドを取り出す事が出来ず、思わぬタイムロスです。こんな時フォーセップが有れば…｡
時間がかかりましたが何とか外し、再び釣りに戻りましたがこの後アジがアタる事はありませんでした。この頃にはすっかり辺りは暗くなっていました。沈黙が続いてしまって忘れていた疲れも一気に感じるようになってきたので20時前に納竿としました。
噂では、お隣の釣り場ではまだ爆釣が続いているみたい、という様な事を聞きました。あそこはものすごく混んでいるので避けていたのですが1度行って見る事も考えました。フィッシャーマンズカフェサウスウインドのSマスターに、「アジを使ったエスカベッシュが好評だから沢山アジを釣って持ってきて」と言われているので次こそは爆釣を味わいつつ大量に納品するというウィンウィンな感じ、これを達成したいものです。
