まだまだ右膝が痛みます。なかなかすんなりとは良くなってくれないみたいで、気長に諦めずにリハビリを続けていこうと思います。少し痛みが和らいだかなと思っていたら次の日は再び痛みが走る、そんな痛みの日でした昨日は。湿布を貼り替えて痛み止めも飲んでいたのですが午後にはかなりの痛みが出てしまいました。なので夕方の釣りはお休みしようかと思ったのですが、やはり週末で潮も良さげなので行きたくなったのです。
夕方釣り場にスクーターで向かいました。運転中は膝も曲がっているので痛みは無いのですが、スクーターを降り歩き出すと膝が伸びるせいか途端に激痛が襲ってきました。よろよろと、時折一休みしつつポイントまで向かいました。たかが2、300mの距離で階段もない所を選んだのですが…、なぜにここまで痛い思いをしてまで釣りにゆくのか？！ま、そういう性なのだから仕方ない。
そういう感じでとりあえずよろよろと釣り座に着いたのです。この日も、座っても出来そうなサヨリ釣りを選択しました。使うタックルも、磯竿でなくてシーバスロッド的なテイルウォークのアウトバックビヨンドS8107MLを使います。仕舞い寸法50cmは本当に有難く、ついつい色んな釣りに持って行く、そんな存在のロッドなのでした。そして磯竿よりもはるかに軽いので、座ったままのキャスティングも出来てしまいます。使っているラインはPE、バリバス4の１号です。
さて、なんだかんだで釣り開始です。最初は前日に余らせたダイワの「アミのチャージ」という垂らしサビキ用のコマセ餌を使ってみました。が、このコマセ餌はびちゃびちゃな感じで粘度がありません。なのでキャストして着水して直ぐにコマセ餌が出すぎてしまうようで、なかなか「集魚」に繋がりません。コマセカゴの穴を全閉にしてもコマセが出すぎるみたいでした。とりあえずこのアミのチャージを使い切るまで使いましたがこの間サヨリはちっとも寄ってきてはくれません。これはどうしたものか？前日はそれでも2匹だけですが良いサイズのサヨリが釣れたので効果が無いわけではないと思うのですが、ダメでした。
なので次に取り出しましたのはマルキューの「遠投カゴズバッ」というコマセ餌です。このコマセ餌は先程のアミのチャージやアミ姫等と違い、粘度があります。アミエビでなくてオキアミベースの餌なのと、商品パッケージに記載の対象魚の中にサヨリが含まれていないのが少し気がかりでしたが、流石にカゴ釣り用です、投げ込んでも一気に出てしまうことも無くじわじわとした感じで出る、そんな感じでした。これは例えば深いタナまでコマセを届けたい場合にも良いかと思います。
付け餌はオキアミ（小）のまま、コマセ餌をとりあえず遠投カゴズバッにして第一投目、キャストして着水して、軽くコマセカゴを振ってコマセをカゴから放出して暫くしたら、仕掛け（コマセカゴやウキ）の周りでサヨリが跳ねだしました。何と、一発でサヨリが寄ってきたのです。そして、付け餌も食ってくれた様でヒットしました。相変わらず左右に動き回るサヨリの引きは独特で面白いです。そして抜き上げてキャッチ成功です。
この釣れたサヨリを、とりあえず針から外して、コマセ餌と付け餌を付けてキャスト、してから先程釣ったサヨリをしまいこみました。で、連チャンとは行かなかったものの短時間に飽きない程度に4匹のサヨリを釣る事が出来ました。
と、ここまで横着にも程がありますが座ったまま釣りをしていて取り込み時だけ立ち上がる感じ。立ち上がったら、やはり右膝にズキンッときます。これはダメなやつだ！という事で、日没前に納竿としました。2時間程の釣りでしたが最後の20分間に集中して釣れた感じでした。答えが出るまでに時間がかかりましたが、4匹だけですが目論見通りに釣れたので満足しました。今回のポイントはコマセ餌の粘度の違いによる拡散の仕方の違い、それを身をもって理解出来た感じです。サヨリだけでなく、深いタナを釣るような遠投サビキ釣りにもこの「遠投カゴズバッ」の特性は生きてくると思います。遠投カゴ釣りや遠投サビキ釣りでいつもマルキューの「アミ姫」ばかり使っている方、一度騙されたと思ってこちらの「カゴズバッ」を使ってみてはいかがでしょうか？！おすすめです。
