Marvelous Act(2)

新潟市よりゆったりまったりお届けします。魚釣りは主にショアから。ルアーも餌釣りもしますがライトゲームやエギングをすることが多いです。パックロッドを愛用中。※当blogのリンクには広告が含まれています。


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MacBookPro early2011 15インチ復活計画。

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サッカーワールドカップ、日本は決勝トーナメント進出を果たしたもののクロアチアにPKで惜敗、深夜に脱力してしまいました。でも堂々たる戦いでした。本当にお疲れ様です。それはさておき今回のエントリは海が荒れて釣りが出来ないのでパソコンネタです。

 

かの忌まわしきAppleのMacBookProのearly2011の15インチモデル、このMacBookProは第2世代だけどCORE i7 2670QMだったかを搭載していてスペック的にはネットブラウジングだとかをするには今でも余裕な筈、でした。当時14万円くらいで買って以来愛用していたのですがこの世代のMacBookProの15インチ及び17インチには致命的な欠陥がありました。この世代の大きめ画面のMacBookProにはCPU内蔵とは別にGPUが付いていて、このGPUが経年劣化でハンダクラックを起こしてしまい結果壊れてしまうのです。2015年頃だったか、リコールが出たのでボクもロジックボード(マザーボード)の交換をしました。ですが交換しても元の木阿弥、またハンダクラックを起こしてしまうのでした。

 

ボクのも3年ほど前にその症状が出てきてしまい、電源を入れても途中で落ちてしまいまた再起動になるけれどまた落ちる…という症状になってしまいました。全く使えなくなり、まだまだ劣化していないのに廃棄するには惜しすぎます。なので何とかしようと思ったのですがどうにもできませんでした。Appleの無料修理期間なんぞははるか昔に終わっていたし、これはもう自分でもどうしようもないので昨年末に街のパソコンショップ的なショップに修理のお願いをしてみまたのです。そこでもやはりロジックボードそのものを交換するしかなくて、その新しくしたロジックボードもまた同じ症状が出る可能性が高いとの事でした。オマケにロジックボード交換の費用は6万円くらいかかるとの事。6万円あれば結構良いCPUを積んだパソコンが中古ですが買えてしまいます。なので結局修理はしませんでした。

 

そこから約1年、隙を見てはこのApple2010年代最大の闇についてネットで調べまくりました。ハンダクラックを物理的に治すにはロジックボードを取り出してオーブンで焼くかヒートガンでGPUを加熱するしかなくて、そもそもそこまでのパソコン分解・修理はボクにはできません。

 

ですが諦めきれませんでした。

 

更に調べると、もう高性能のGPUを諦めて常時CPU内蔵のグラフィックだけを使うように設定できるとの情報を得られたのが今年の晩秋でした。もう、それをするしか道は残されていませんでした。で!更に調べるとヒットしたのが以下のサイトでした。

 

www.ken-g.com

 

 

このとおりに作業を進めていくと、奇跡的に?上手く行ったのです。この作業は一晩くらいかかりました。何せ素人なもので。シングルユーザーモードにしてコマンドを打ったりターミナルを開いてコマンドを打ったりして、無事に起動してデスクトップが表示された時に感動すらおぼえました。こうして無事に使えるようになりましたがこの作業をしてもOSをアップデートするとまた元に戻ってしまうとの事。幸い、このMacBookProは、対応できる最新のOS・ハイシエラまで以前アップデートしておいたのです。確認したらハイシエラの最終バージョンになっていましたし、これ以上のアップデートは出来ない状態でした。もし、これがひとつ前のOSであるシエラだった場合、ハイシエラにアップデートするとまた最初からやり直しとなってしまうのでした。

 

上にあげた「KEN-G.COM」さんのサイト、本当にありがたかったです。この世代のMacBookPro15インチ及び17インチモデルを持っていて、同じ様に故障に悩まされている方はジャンクにしてしまう前にトライしてみるべきです。ちなみに13インチモデルは元々このトラブル元のGPUが最初から付いていないのでこのトラブルとは無縁なのです。ボクはMid2012の13インチモデルも持っているのですがこちらはトラブルは1回も起こしたことがありません。

 

と、言うわけで前置きが非常に長くなってしまいました。

 

こうして使えるようになったearly2011の15インチMacBookProですが、使えるのですが、遅い!昔使っていた時はサクサク動いたのに何で?とクエスチョンマークが頭に浮かびました。が、良く考えればこのMacBookProのメモリは買った頃のまま2GBのメモリ2枚、つまり4GBしかメモリを積んでいなかったのでした。なので、今回メモリを増強する事にしました。早速ヤフオクで適合するメモリを落札し、それが届いたのが昨日でした。Apple公式によると4×2枚=8GBまで積めるとの事でしたが、噂によると8×2で16GBまでいけるらしかったのです。Mid2012のMacBookPro 13インチの方は以前メモリを16GBまで搭載してみて全く問題なく使えていましたので今回も16GBまで上げようかなぁ?と思ったのですが、このMacBookProで重~い作業は多分あまりしないかな?!と考えたので、やはり4×2の8GBにしました。これくらいならば2000円前後で落札できるので。

 

うちに送られてきたADATAの4GBのメモリ2枚を早速搭載してみました。この時代の「ユニボディ」のMacBookProは裏蓋を留めている10本のネジを取るだけで裏蓋全部が取れるので、メモリ交換だとかHDD/SSD交換だとか楽勝なのです。

 

こういう作業をする時は、当然シャットダウンしてから二枚目の写真のようにバッテリーのコネクタを外して作業を行います。メモリの交換自体は簡単です。これをショップに頼むとン千円も取られてしまいます。全くボロい商売だな、と思います。

 

で、再び電源を入れて起動させて確認したらちゃんと2枚とも認識されていました。これで少しはマシになるでしょう。

 

という事で、壊れたMacBookProを再生出来、まぁまぁ使えるようにする事が出来ました。このMacBookPro15インチの方はサブマシンとして使うのであまり重い作業はしませんし、これで良いのです。使ってみると13インチモデルよりも画面が大きい分、見やすいです。

 

という事で、パソコン弄りでした。最近は海が荒れて釣りが出来ないので、良い暇つぶしになりました。古いモデルですが使えるまで使おうと思います。

 

 

 

 

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