にいがたフィッシングショーに行ってきました。新潟市中央区の朱鷺メッセにて開催されているにいがたフィッシングショー2023ですが、3年ぶりの開催とあってものすごく人が集まり混雑していました。開催初日の昨日、ボクはゆっくりと11時半頃に現場着、ゆっくりしすぎたせいでガラポンなんかのイベントは各社とも全て終了していて引くことはできませんでした。で 何でも、開場前からものすごく人が並んで凄いことになっていたそうな。
それはさておき、入場して先ず向かったのはDUELのブースです。懇意にしていただいている笛木展雄プロに先ずはご挨拶です。
そして気になっていたDUELの新しいライン(釣り糸)の「The ONEアジング」を見つけ、それを手に取りつつ吉田健太郎さんに詳しくお話をお伺う事が出来ました。
そもそもPF(ポリエチレン・フュージョン)とは何ぞや?この正体を気になっていたアジング・ライトゲーム釣りの方々も多かったのでは無いのかと思います。ボクもそのひとりで、DUELのサイトを見てもその正体が分からなかったのです。
その正体は、「モノフィラメントのPE」でした。なんのこっちゃ?と思われるかもしれませんが、PEラインって、4本撚りにしても8本撚りにしても、「細いPEを束ねて、それを1本の糸にして、さらにそれを4本なり8本なりを撚っていた」のが既存のPEラインなのでございます。昨年発売開始されたDUELのTx8というラインが有るのですが、このラインは、上に述べた細いPEをより太いやつにして、耐久性を持たせたラインなのです。
だから最初はThe ONEアジングも、その太めのPEを使った物(太めのPE原糸を束ねたやつ)かと思っていたのですが、違いました。分かりやすく言うと太めのPE原糸の更に太いやつをそのまま使ったのがPFラインという事なのです。だから、感度が出る、と。モノフィラメントだから直結でも何とかなるとの事でしたが、でもやはりリーダーはつけた方が良いです、との事。ノットはオルブライトノットが良いそうです。
因みに同社のアーマードシリーズも細めの原糸を編み込まずに周りをシリコンやフロロで固めたやつ、という事でした。
という事で、PEのモノフィラメントというのがその正体だったのです。だからこそアジング特化という事なのでした。エギング用も開発しているけれど、エギングはアジングと違い強くしゃくるのでラインにかかる負荷、この負荷のかかり方がアジングと違うので少しは伸びがあった方が良いのでとりあえずエギングバージョンは発売されるかどうかは不明という事でした。
で、アーマードシリーズと違い、コーティングはされていません。なので例えば海藻や根に潜られやすいメバリング何かにはアーマードシリーズや普通の編み込んだPEの方が良いとの事です。(耐摩耗性はアーマードシリーズに及ばず)
アジングでも、キャロ何かには既存のPEの方が良い!とも言っていました。アジングはアジングでも、ジグ単特化と言って良いかと思います。
そしてジク単には先ずは0.13号を使って見て欲しいとの事。一見中途半端な太さですがこの0.13号は2.5Lbs.の直線強度があり、尺アジくらいまでは余裕だそうです。触った感じだと、それよりひとつ細い0.1号もアジングには良さそうでしたが、ボクは先ずこの0.13号を買うことにします。発売開始はもうまもなくとの事ですので、ジク単でエステルと使い分けて試してみようかと。
比重は普通のPEと同じ0.98なので風に対してどうなのか気になるところではありますが、本当に楽しみな製品が出てきてくれてwktkしてしまいます。楽しみです。
追記。
エステルのラインと言えばよつあみのXbraidブランドのD-PETとS-PETがパッケージ変更されましたが、これもXbraidの方に聞いたらパッケージ及びブランドは変わったけれど中身は変わっていないそうです。