新潟の地方紙「新潟日報」の釣果欄は毎週金曜日更新なのですが、そこで最新情報を見ると新潟市中央区・西区のコーナーでサビキ釣りでアジが釣れていると書いてありました。確かに例年ですともうとっくに釣れ始める時期なのですが今年は遅れていました。が、遂に回ってきたか！と、わくわくしてしまい、行ってきました海に。昨日の夕まずめに釣り場に着いて、ジグ単のタックルでアジングをしました。最近はハゼ釣りにうつつを抜かしていましたが、アジングは好きな魚釣りのひとつなのでうきうきしながら釣り場に向かいました。しかし、
…、風、強くない？
予報ではせいぜい5m/s程度だったのに、その倍あるのでは、という感じでした。しかも横風。嫌な感じです。波はなかったですが、とりあえずいつものように1gのジグヘッド＋レインのアジアダーというワームでやり始めるも風に流されてしまい、何をやっているのかわかりません。ジグヘッドをタングステンの同じく1gに変えても釣りになりません。必然的にジグヘッドをだんだん重いのに変えてゆきます。でも、重くすると直ぐに根掛かりしてしまうので難しいところです。
夕まずめ、まだ明るさの残る時に何かがヒットします。が、これはアジの引きではありません。多分アジが釣れるなら20cmくらいであろうからリールのドラグもそんなのに合わせた感じにしていたので、掛かったその魚はドラグを時折鳴らしてくれました。これはこれで楽しいですが、案の定揚がってきたのは、
キジハタのおチビちゃん。やっぱりね。この辺りでアジングの外道として良く釣れます。とりあえず大きくなったらまた会いたいものです。
次も、またキジハタの引き。
先ほどのより更に小さい魚体。
とりあえずボウズは回避できましたけれどやはり釣りたいのはアジ、それも体高の高いやつ。でも、でもでもでもでもそんなの関係ねぇ！と言わんばかりにキジハタしか釣れません。決してボトム近辺を探っていた訳では無いのですが…
そこに常連NKGWさん登場、この近くというかお隣の堤防で昨日の夕まずめにサビキ釣りで30cmクラスのアジが結構釣れていたと教えてくださいました。な、何ですと！と思いながら聞きました。そしてやる気が湧いてきました。そしてラインのリーダーは0.8号でやっていたのを1.0号に付け替え、ワームも2インチのアジアダーから2.5インチのイージーシェイカーに変えました。ワームを大きくしたら存在感が高まり、少しやり易くなりました。
が、
日が暮れて辺りが暗くなると益々風が強くなってゆきました。しかも風向きがコロコロ変わります。水深6mの場所でジグヘッドはどんどん重くしてゆきとうとう2.0gをいつの間にか使っていました。これくらいだと、本当に気をつけないと根掛かり一直線。2回ほどやらかしてしまいました。
一度アタリがありましたが掛ける事が出来ず。その他は全く反応がないので、立ち位置をどんどん変えて行きます。水深8m近くある所にも回遊は無く、逆に浅目のところも、居ません。そして風は相変わらずですし、ポツポツと雨もパラつき始めました。全く、天気予報はいかに最高のスーパーコンピュータを使っていてもまだ当てに出来ないデスね。
久しぶりのアジングで、最初はリハビリっぽくやっていましたが、それにしては条件が厳しかったので実にやり辛かったです。そうそう、今回からライン（メインライン）にグローブライド（ダイワ）の月下美人「鋭感」の0.3号を使いました。感度が良いという硬めのエステルのラインですが、ちゃんとフェザーリングしていた事もありこの強風の中トラブルは一度も発生しませんでした。エステルの中では伸びも少なめみたいで、前回巻いていたユニチカの強靭エステル0.3号みたいにぽわんぽわんしません。いや、少しはしますけど、ナイロンラインっぽい強靭エステルとは真逆な感じで、アジングに使うにはこちらの方がボク好みです。
XBraidのD-PETと同じくらいトラブルも起こりませんでしたしこの強風の中でもPEと違い何とかなりましたしこれからの時期にとても良いのでは無いかと思います。
さて、時間が経っても天候は回復せず、ポツポツだった雨も雨粒が大きくなってきたので早めに納竿する事に。という事でアジには巡り合う事ができませんでした。一夜明けて今日から海は荒れる予報です。せっかくの週末しかも大潮なのに釣りは出来ません海では。次はまたハゼ釣りになりそうな気がしますがいずれアジも仕留めたいと思うのでした。
使ったもの↓
