海が穏やかな天気予報だったので行けるだろうと踏んで、昨日の夕まずめは一風変わってサヨリを狙ってみました。サヨリというと秋が盛期という地方もあるかと思いますが、6月のこの時期に新潟市では大きなサイズのサヨリが狙えるのです。
使うのはテイルウォークのアウトバックビヨンドS8107MLというテレスコのパックロッドにリールはオクマ・ワイルドスピン2500で、ラインは余ってしまったPEライン1.2号を巻いてあります。
これにオーナー針のサヨリ仕掛けを使いました。針のサイズは大型狙いという事で6号をチョイスしました。食わせ餌はマルキューのパワーミニイソメ(中)です。これがなかなか良いのです。
ボクにしては珍しくクーラーボックス持参です。潮氷(海水にペットボトルで凍らせた氷を入れて)キンキンに冷やし、これに釣れたサヨリを突っ込んで締める算段です。
そういや新潟県燕市のYouTuberのグットラックホーミーズさんが興味深い動画をアップしていましたね。締め方の違う3匹のアジをそれぞれ食べ比べしてみてどれが一番美味しいかを検証している動画なのですが、ことアジに限って言えば血抜きせずに潮氷で締めただけのアジが一番美味しかったとの事でした。
なかなか興味深いので是非ご覧あれ!
さて、夕刻に釣り開始です。潮回りは良くありませんので厳しい釣りが予想されましたがそれでも釣りをしてしまいます。やはり最初は無反応でしたがとりあえずコマセを撒かなくてはなりませんので、コマセカゴにコマセ餌を詰めてはキャストし、を繰り返しているうちにパシャッと仕掛けの周囲にサヨリらしきライズが出てきました。そして数投後、掛かりましたサヨリが!サヨリの口は硬いですがフッキングにも成功、手前に寄せてくるとサヨリ独特の横走りが楽しい!そうして釣れたのが、
このサイズ。この時期にしては小さい…でも美味しそう。なのでクーラーボックスの潮氷に投入。血抜きとかはしません。
続けて釣りをしていたらまたヒットしました。今度も同じサイズでした。これは直ぐに10匹くらい行くかな?!と思ったのですがここから沈黙してしまいます。というか、あの野郎共が湧き出してきてしまったのです。それはクサフグ。何でこんなに居るのか意味わからないほど湧いてきました。そこからはフグ野郎ばかり無限ループで釣れてしまいます。この時のボクの顔面は引き攣っていた事でしょう。兎に角フグ地獄が続いてしまったのでした。
で、結局2匹のみ、という貧果に終わりました。
今日も喜びよりも疲れが上回る釣りとなってしまいました。偶には良い釣りをしたいのですが。これはまた改めてサヨリを狙ってみようかと思います。リベンジを果たしたいと思いましたとも。
佐渡ヶ島の向こうに沈みゆく夕日を背にして帰路についたのでした。
WILDSPIN ワイルドスピン スピニングリール (WD-2500A) (カーキ)