激おこぷんぷん丸という言葉が流行ったのは2011年頃と、もう大分前のことになりますが、本当に頭に来ました。この短期間にベイトリールに巻くPEラインを3回も巻き直す羽目になったのです。
それまではバリバスの「バリバス4」を巻いていたのですが痛みが出てきたので今年のキジハタ釣りに使うためにラインの巻き替えをしました。
一度目に16メタニウムMGLに巻いたのはDUELの「ハードコア スーパーX4」でした。これは安くて良いラインでしたが残念ながらベイトリールとの相性が良く有りませんでした。なのでリールから外して他のスピニングリールに移植しました。
次に巻いたのがシマノの「ハードブル8+」。前評判ではベイトリールとの相性が良いらしいとの事でしたがこのラインがボクには使いこなせませんでした。キャスト時に突然予告無しにガツンとバックラッシュするし、それを解こうとすると編み込みが解けて来るし、何より今までボクは経験してこなかった「キャスト切れ」が二度も発生してしまったのです。キャスト切れなんて都市伝説だと思っていたのでショックでした。普通バックラッシュする前にはスプール上でラインが浮いて来る感じがありますがハードブルにはそれがありません。いきなり引っかかってしまいます。そして直ぐにラインが痛む。とてもではありませんが信頼出来ません。
使いこなせる方には最高なのでしょうが、ボクはダメでした。期待値が大きかっただけに本当に残念でなりません。
PEラインはナイロンやフロロに比べてバックラッシュしてしまったのが解きやすいはずなのですが、ハードブルはこれもダメで、再起不能釣り断念クラスのバックラッシュがこれまた二度も発生してしまったしで、残念ながらこのラインは破棄する事にしました。
そして今年三度目のライン巻き替えです。結局元に戻ってバリバスの「バリバス4」に戻してしまいました。
巻いたのは1.5号。ブルーのラインは久しぶりですがこれが意外と釣り場で目視しやすいのです。以前バリバス4を巻いていた時は10メートル毎に色分けされているのを使っていましたが今回はオールブルーのにしたのは使ってみたかったからです。バリバスの一番価格帯の低いベーシックなラインですが、これが実に宜しいのです。以前使っていた時もトラブルは皆無でしたので、結局こういうのが信頼できるという事なのだと思うのです。
さあ!カメラが下からぐいっとパンしてタイトルロゴがどーん!、では無いですが、これでストレスを抱えての釣りから開放されるはず!まぁバックラッシュする事もあるでしょうが復旧はしやすいしその後ほつれてしまう事も以前もありませんでしたし、本当にいいラインです。
このシリーズには8本編みの「バリバス8」も有りますがやはりベイトリールには4本編みの方が合っているので「4」にしました。
次のキジハタ釣りで早速使ってみようかと思います。
他にも良いラインは沢山ありますが、真に信頼できる物を使うのが釣果にも繋がるはずです。新しく巻いたラインで釣りをするのが楽しみでなりません。