新潟市西区のバリ浜は陽キャとリア充が集うビーチです。それはもう、キャッキャ・ウフフな雰囲気のある浜なのでございます今も。バリ浜こと小針浜海水浴場は小針というよりも真砂にあります。その昔、ここは夏になると一大ナンパスポットとなっていたらしいのですが、その時期ボクは新潟には居なかったので当時の様子は伝聞で聞いただけです。こことか中央区西海岸公園辺りで青春を謳歌した方も多いかと。
今はこんな感じに整備されています。
そんなバリ浜でシロギスを狙ってみたのは予定外の事でした。夕方、シロギスを狙ってみるのは当初の予定だったのですが本当は五十嵐浜か新川漁港付近の浜で竿を出そうかと思っていたのです。餌は新川漁港付近の「新川釣具」さんで買う予定でした。が、そちら方面に向かっている途中上新栄町辺りで当日が水曜日、すなわち新川釣具が週に一度の定休日だった事を思い出したのです。
…、どないするべ?
幸い人工餌のマルキュー・パワーイソメだとかは荷物の中に入っています。釣りは、出来る!
ここでUターンです。で、国道402号線に出まして、そこから最寄りのサーフがバリ浜だったのです。小針浜海水浴場付近で釣りをした事は無かったので勝手がわかりませんでしたがとりあえず「なぎさのふれあい広場」の駐車場に到着。そこからすぐに浜に出る事が出来ます。アクセスは非常に宜しいです。
https://maps.app.goo.gl/ZQjL5r7X3vBUze7m7
とりあえず浜に出て左手つまり西側に歩きました。中央の石段部分には既に海水浴に来た親子連れだとかウインドサーフィンをここから発着させていた方達等が居ましたし、ただ海を見に来たグループやらカップルなんかも多数。思ったよりも人が多かったのです。
とりあえず他の人の迷惑にならない程度に歩いてとりあえずの釣座を決めてそこでタックルを組みました。
ちょい投げ+αな、ロッド・テイルウォーク アウトバックビヨンドS8107MLにリールはシマノ07バイオマスター2500SここにPE0.8号を巻いてあります。天秤はハヤブサ・立つ天秤スマッシュ7号です。仕掛けはオーナーのマシーンキス3本針は8号というのも普段と変わらず。針が大きめなのはピンギスつまり小さいキスを除外する為と、針が大きいと飲まれてしまう事が減るのです。ピンギスでも何でも良いから釣りまくってしまいたいなら針は5号辺りにしますが別に10匹も釣れれば満足なのでございます。
で、3本針の仕掛けの針それぞれに別の餌(擬似餌)を付けてみました。
マグバイトの「アミノムシ」と
ガルプ!イソメと
マルキュー・パワーミニイソメ
をそれぞれ付けてどれに食ってくるか知りたかったのです。
ですが超激戦区な人気スポットの小針浜です、なかなかアタリがありません。風も左ななめ45°から吹いてきてあまり飛距離が伸びません。そして7号程度の錘では結構潮に流されてしまいます。まぁ、きちんとボトムは取れるので問題はありませんが。
アタらないので更に左手に20m移動。すると忘れた頃にアタリがあったのですが針に乗らず。ピンギスはいらないですが、どの餌に反応しているのか知りたかったです。しかし…アタリが少ないです。更に左手側には人がいたので、今度は右に40m移動。ここでもアタリが少しだけありましたが針に乗らず。…ピンギスしか居ないの?この時点で毎回のキス釣りの目標である15㎝以上10匹はかなり厳しそうでした。
更に右手に20m移動、だいぶ海水浴場の石段部分に近づいて来ました。この頃には海水浴ファミリーやらはお帰りになっていて、代わりに夕日を見ようという事でしょうか、何組もの大学生くらいの若者が石段に座って海を眺めているのでした。
そして結構日が傾いてきた頃にブルッと来ました、キスのアタリです。今度は針に乗りました。リールを巻いて回収すると、
ピンギス。針は飲まれる事なく上唇にしっかり掛かっていました。パワーミニイソメに来てました。因みに新潟県の漁師さんの漁業規定によると12㎝以下はリリースとなっていますのでそれに倣いリリースしました。
その後は風は落ち着くも、本当に釣れないなぁ…
すると一眼レフカメラを各自持った若者グループが近くに来てスナップを撮り始めました。同グループにはドローンを飛ばして空中撮影している男子も。最初は高校生?かと思いましたが髪の毛が派手な女の子も居たので大学生でしょうか?新潟大学か、近隣の明倫短期大学のカメラサークルの活動っぽかったです。色々と撮影していましたがボクは写さないでくれよ〜、と思いつつ釣りを続けましたが、キスを釣ってかっこいい所を見せつける事は出来ませんでした。
そうこうしているうちにかなり日が傾いてきまして、まもなく日没というところでギブアップして納竿しました。キープはZEROです。惨敗。残念でした。
そそくさと片付けて駐車場へ向かおうとしたら、夕日を眺めるだけの若者は更に増えていました。これも一つの青春なのかな。という事で今もバリ浜は若い方達に愛されていました。これで釣れてくれたらまたここで釣りをしたい、となるのですが、この貧果ではリピートは余程気が向いたときまで無いかなぁ?!
そうしてうちに帰り着いた頃にはすっかり暗くなっていました。そして玄関先にamazonの置き配の荷物が届いていました。今回も釣り関係の品を少しポチっていたのでした。その中の一部、ワーム各種。
キジハタ狙いのワーム達です。こちらもまた狙いに行こうかと思うのでした。それにしても…シロギスの天ぷら食べたかったです。