先日金曜日はまぁまぁ良い釣りを出来ました。
この時タックル、特にロッドパワーをもう少しパワーアップしなければと感じたのです。そこで翌日の昨日の夕方はそれまで使っていた物とは別のタックルを持って海に行きました。
持って行ったのはシマノのパックロッドの「フリーゲームXT B76M」、これはバスロッド換算でMH相当のロッドで、過去に60cmを超えるマゴチを釣ってもへっちゃらだった実績があります。併せるリールはシマノのもう20年も前の「二代目スコーピオンクイックファイヤー」です。手持ちのリールの中であまり使用頻度が高くなかったこのリールに白羽の矢を立てました。と言うのも、やはりパワーファイトでゴリ巻き出来るし、クイッククラッチという、ハンドルを回さなくてもクラッチをオンに出来る独自の機構が備わっていてとても便利だからなのです。このリールにPE2号(バリバス4)を巻きました。果たして古いリールにPEラインでどうなるか?
17時過ぎに釣り場に着くとABさんがすでに釣りをしていました。ジグサビキをやっていましたが、カタクチでなくて20cmくらいのマイワシが掛かっているとの事。なるほど!なのでキジハタ狙いのボクはエコギア・グラスミノーMというシャッドテールのワームを選択しました。リグはとりあえず10gシンカーのフリーリグです。それにしてもフリーゲームXT B76Mは重い…重量は150g程度なのですが、オールダブルフットガイドを装着している事もあり先おもりするのです。それを緩和する意味もありスコーピオン・クイックファイヤーを合わせたのです。何せ250gもありますので。重い方が良い事もあるのです。
で、クイックファイヤーの調整をしつつキャストを開始しました。最初は、飛びません。前日まで使っていた16メタニウムと比べると時の流れの無情さを感じます。でも、キャスコン(メカニカルブレーキ)を0ポジションにして遠心ブレーキも6個あるうちの3個オンにしてみたりすると少しずつ飛距離は出てきました。これなら戦えます。これが最新のスコーピオンMD200ならばスコーンとかっ飛ぶのだろうな…!あ、クイックファイヤーも200番サイズです。PE2号が200m巻くことができます。
そして割と早めにヒットしました。
小さなキジハタですがこれでボウズ回避できました。
続けて、
カサゴ。カサゴは途中で力尽きるので、リールを巻いているとあ、カサゴだ!と分かります。
更に、
またカサゴ。前日はカサゴは1匹も釣れずみなキジハタばかりでしたがこの日はカサゴが良く釣れます。
この頃にはスコーピオン・クイックファイヤーの操作にも慣れてきて、風が風下に向かってキャストする立ち位置だったので、遠心ブレーキを3→2個オンの状態にしました。
そしてしばらくアタリが無いのでここで一風変わったものを投入しました。ハヤブサの「エサヘッド スピナベ」です。
本来はエサを付けて使うものですが、これにワームを装着してみました。何を隠そう、ボクがバスフィッシングで一番好きなのがスピナーベイトの釣りなのです。それの応用です。
すると、
再びキジハタです。でも、この日は皆小さい魚しか釣れません。なので再びフリーリグに戻してワームを大きめに変更しました。でも、
やはり小さなのしか釣れません。あ、この時はシンカーを14gにしていました。ワームはエコギア熟成アクア バグアンツ3.3インチです。
この後一旦アタリは止まりましたがワームをバークレイのガルプ!ファットホッグに変えると再びアタリが出出し始めました。が、ワームがボリュームあるものだからかそれともガルプのワームは硬いからか、針に乗りません。空振りを何回も繰り返してしまいます。
辺りはそろそろ暗くなってきた頃でした。同じくキジハタを狙っていたMHRさんがちょっと良いサイズでないかい?という魚をヒットさせていました。で、釣り上げたその魚はキジハタかと思いきや、何と何と「ベッコウゾイ(タケノコメバル)」ではないですか!びっくりしました。同じ新潟県でも西の方の上越だとか糸魚川辺りにはいるらしいとは聞いていましたがまさか新潟市中央区の海で釣れるとは!30cmを軽く超えるサイズでしたが本当に驚きました。驚いて写真を撮るのを忘れてしまいました。でもMHRさん、ナイスです!
結局昨日も20時前まで釣りをしました。土曜日ですしもう少し遅くまでしたかったのですが、根掛かりでリーダーを失ってしまいそこで戦意喪失してしまったので納竿としました。
とりあえず、この日のタックルのフリーゲームXTにスコーピオンクイックファイヤーは使える事が分かりましたので次回もこの組み合わせでやってみようと思います。