
ボクの好きなBonnie Pink の曲「So Wanderful」を聴きたくなるような、そんな気分です。秋分の日の今日、今秋シーズン第3回目のハゼ釣りをしてきました。午前中は少し雲がありましたがそれも次第に減ってゆき、午後は少しだけ暑さも紫外線も感じる晴れになりました。青空が本当に眩しい!
試聴出来ます。
昨日はエギングに行きましたが全くの無反応で、周りの豆アジ泳がせの方たちも皆玉砕という…そもそも餌の豆アジ自体がなかなか釣れていないようでした。一昨日荒れたからなぁ。
という事で、釣れる釣りをしたいと思い、今日はハゼ釣りにしたのです。とはいえ第1回、第2回はこれまた大変厳しくて、いかにもハゼ釣りな感じが味わえなかったので、第3回目こそリベンジを果たし、楽しめるようになって欲しい!今日は干潮からの上げで水が動くので今日こそ行けるだろう、と。気合いを入れてしまいます。いや、ハゼ釣りは本当はリラックスしてやりたいのですが。
阿賀野川の方は好調続きみたいなのでそちらに行こうかとも思いましたがそれではリベンジになりません。やはりここは新潟市西区の新川に挑むべきではあーりませんか。という事で向かうは新川です。もう午前10時も過ぎていましたが、日中も釣れるのがハゼ釣りです。先ずは新川沿いにある「新川釣具」でアオイソメを300円分購入。たった300円ですがかなり遊べる筈です。

新川の水の色は、激しい雨が降った後であった前回よりは良くなっていました。河口部なので濁りはありますが、これはいつもの事です。持ってきたロッドは前回同様テイルウォークのアウトバックライトS604Lです。4gまでキャストできる4本継ぎのパックロッドです。アンダーハンドのふんわりキャストならば3号錘くらいは扱えるかな。という事で先ずは1号錘(3.75g)のキャロライナリグで行ってみます。すると一投目からアタリがあり、針に乗りました。

小さい…けれど針を飲み込んでしまっていたのでキープ、こいつは唐揚げになってもらいます。
その後も続きました。が、やはり針を飲み込まれてしまう事が多くてこりゃダメだ、という事でジグヘッドリグにチェンジする事にしました。
「ハヤブサ エサヘッド」をボクはハゼ釣りで愛用しています。先ずは2.5gで行ってみます。ジグヘッドリグでもアタリが頻発しました。が、餌だけ取られてしまう悪いパターンに陥ってしまいます。それでもまるでアジングの様にアタリを取って掛けて行くとようやくフッキングに成功。

これまた小さなハゼでしたが苦労して掛けたので嬉しいです。季節が進んでもう少しハゼが大きくなってきたら一発で掛けられるのに小さいと難しい…。
暫くジグヘッドでやります。ジグヘッドだと飲み込まれてしまうことも無いですし、これでもっと簡単に掛けられればいう事なしなのですが。
ジグヘッドリグで少し重い魚が掛かりました。ロッドが柔らかいので面白いです。その正体は大きなハゼでは無くてセイゴでした。

次に古典的な天秤仕掛けにしてみます。現代的な?ジグヘッドリグやキャロライナリグに比べて天秤仕掛けはどうなのか?錘は3号錘。使っているロッドではフルキャストは当然出来ないので足下を釣る様な感じになります。
流石に重い錘なので着底まであっという間で、実にボトムが取りやすいです。そして着底とほぼ同時にアタリが出ます、びっくりするくらい!こんなにアタリが出るんだ…!と暫し絶句してしまうくらいでした。

タイコ錘はナス型の錘よりも着底時に泥を巻き上げやすいのでよりハゼが気づきやすいのでしょう。キャロライナリグよりは針が飲み込まれる確率は少なめに感じました。リリースサイズのも釣れ、伝統的な仕掛けってすごいと改めて思うのでした。
そして気がつけばお昼をとうに回っていました。何匹かリリースしつつ、18匹のハゼをキープ出来ました。

1匹だけ17、18cmくらいの良型が混じりました。小型のハゼが多いので今回のハゼは後日天ぷらでは無くて唐揚げにしたいと思います。
300円分のアオイソメを使い切ったところで納竿としました。そういえば今日は一度として釣座を移動する事はありませんでした。一箇所でこの釣果はリベンジを果たしたと言っても良いのでは?この釣りに慣れてくれば50匹とか狙えそうです。釣れる釣りは楽しい!また今度も新川へハゼ釣りに行きたいと思うのでした。
