
少し前に延竿を買いました。
東海地区で展開している釣具店グループのイシグロのオリジナルブランド「Tsulino」のガイドレスロッドつまり延竿のAOI 270を入手しました。2.7mのオールグラスの竿で、何とその価格が1800円くらいでした。その割に仕上げも悪くなくてとても安物には見えない感じなのです。勿論100%グラスなのでボヨンボヨンするかと思いきやボヨンくらいで実に趣のある仕上がりだったのです。実際に使ってみると柔らかくて魚とのやり取りが実に楽しくてハマってしまったのです。大いに気に入ったので、追加でもう一本、今度は3.6mの物を買ってしまいました。

amazonで税込み2090円でした。
流石に2.7mのモデルよりも持ち重りはしますが昔のグラスロッドのイメージとは違い思ったほどハンドリングは悪くないかも。
スペックはこちら↑で確認出来ます。
兎に角安い!そしてだるい感じが逆に趣きになるという事で、本当に小物釣りを楽しめるのです。その昔、釣りキチ三平という漫画がありました。その中で主人公の三平くんは手首を返すだけでアワセを決めていましたが、このAOIでも軽くアワセが決まります。そしてやはりグラスロッドとは思えない軽さです。とてもその価格とは思えない程洗練されていて、兎に角楽しいのです。
さて、クロネコヤマトの宅急便の方が届けてくれたその直後に開封し、すぐに試して見るべく釣りに出かけました。
外洋は波の高さがまだ1m位あったのでその影響を受けにくい所に行きました。西の方へと向かいました。そういえば「go west」という曲がありましたねぇ。ペットショップボーイズでしたか。その曲を口ずさみながら向かいました。
https://youtu.be/LNBjMRvOB5M?si=uvH7VTMfhe0fVhWP
着いたのは13時過ぎ。一応潮止まりから2時間程経った時間で、やるのはサビキ釣り。狙うは豆アジとしました。延竿での垂らしサビキ釣りです。湾奥部と言っても良い場所なのですが水深があまり無いので延竿での釣りが成立する場所なのです。実は前に買った方の270でもやったことがあり、それでも十分に通じましたが、もう少し竿が長ければもっと良いかも!と思ったので今回360を買ったのです。

今回のコマセ餌はこちら↑です。マルキユーの「あとは釣るだけ」という物です。
この手の物は「アミ姫」シリーズが一番人気ですが、こと豆アジに関しては粒が細かい方が豆アジを満腹にさせないためにも良いのではないかと思うので今回はこの餌を選んでみました。初めて使いましたが粒がほとんど無くてすぐに海水に溶けてしまい、結果的には今ひとつかな~?やはり「爆寄せサビキ」にしておけば良かったと後から思いました。
サビキ仕掛けの針の大きさは3号にしました。
水深が浅いのと手返しの事を考えて関西式の下カゴ方式でやります。コマセカゴに餌を入れてロイヤルエントリーです。海面には何か小魚が群れています。10cm程のイナッコですね。ボラの子です。ボラは出世魚で成長と共に名前が変わるのですが、
オボコ→イナッコ→スバシリ→イナ→ボラ→トド、となります。とどのつまりという言葉はこのボラから来ています。
しかし…全然豆アジの気配を感じません。そこから苦悩の時間となります。周りの方たちも誰一人として釣れていなくて沈黙の釣り場…
そしてそこから3時間、何も起こりませんでした。危うく途方に暮れてしまいそうでした。
この釣り場は地元の常連さんが多くて実に和気あいあいしています。新参者のボクにも声をかけてくれたりしてくれますし実に平和な雰囲気です。お散歩がてら来る方も多いです。なので「無」な3時間もあっという間に過ぎてゆきました。そして16時、日没まであと30分となったところでやっと何かが掛かりました。

が、しかしイナッコ…まさかイナッコでニューロッドに入魂とは!イナッコもあまりの釣れなさに同情してくれたのか?
次に来たのは

黒鯛の幼魚、チンチンも釣れました。が、豆アジは何処?でもやり取りはやはり楽しいです。結構AOI 360もそこそこしなってくれて良い感じです。
そして豆アジはやはり来ません。


日没となり、いわゆる夕まずめです。期待できる時間帯なので手返し良くコマセを打ち返します。そしてヒットしました…今度はコノシロ。

コノシロも出世魚で、シンコ→コハダ→ナカズミ→コノシロとなりますが15センチは超えていたのでこれはコノシロでしょう。
この後もヒットしたかと思ったらまたコノシロ。豆アジは本当に来ません。話によると2日前は短時間で30匹くらい釣れたらしいのですがこの日はダメでした。そしてもうコマセ餌の残りが心許なくなった頃、ようやく豆アジが来ました。

10cm無いくらいのサイズでした。やっと来ました。ですが後が続きません。
その後もコマセ餌の「あとは釣るだけ」が無くなるまでやりましたが結局豆アジ×1、イナッコ×1、コノシロ×4という結果でした。貧果!
そして納竿する頃にはすっかり暗くなって、気温も一気に下がってきました。そしてもよおしそうになったので帰り道にファミマに寄って事なきを得たのでした。
とりあえず、新しい竿に入魂・鱗付け出来てホッとしました。小物でも魚が掛かると美しい弧を描きます。カーボンロッドには無い柔らかさとだるさが逆に楽しさにつながっています。本当にお値段以上、です。このTsulino AOIには長さが色々有りますが、やはり270と360はオススメです。でも450は多分、その長さ故にカーボンロッドを選んだ方が幸せになれそうな気がします。
皆様も初心に返って延竿の釣りをやってみるのも良いかもしれませんよ〜。ボクは今度はハゼもこの竿でやってみようかと思います。
