にいがたフィッシングショーのトリを務めるイベントのノットグランプリに初めて参加しました。PEラインとリーダーを結ぶものだとばかり思っていたのですがそうでなくてサルカンにラインを結び、それを機械にかけてどれ位の引っ張り力でラインが切れるかを測定し、それで1番強かった人が優勝する、という事でした。これならまぁ気軽で大丈夫かと申し込んだら何と整理番号が1番になってしまいました。そして、みんな一斉に結ぶかと思いきや1人ずつ壇上に上がって1人ずつ結び、1人ずつ測定します。その、初っ端が、ボク。ステージに上がると右は小沼正弥さん、左には泉裕文さんというシーバス界の有名人やふくだあかりさん、他にも著名人がズラリと揃いしかも観客も多い。普段人前に出るのに慣れていないので変な具合に焦ります。
使うラインはフロロカーボンの2号、制限時間は30秒です。最初は先日覚えたばかりのTN(トリプルニット)ノットをしようかと思っていたのですが手に変な汗が出るはかじかむはで開始5秒で急遽使い慣れたハングマンズノットに変更、15秒後には結び終わり追加でハーフヒッチを編もうとしますが手先が覚束無ずそのままタイムアップ。終。
↑シーガーグランドマックスショックリーダーの2号、何と強度は10.5lb.もあります(ふつうは2号で8lb.ちょいです)。kg換算で4.76kg!すごい!あ、そういや使用しているラインはフロロでしたが銘柄を聞くのを忘れました。たぶんこのラインではないでしょうがフロロの割にしなやかでした。シーガーエースだったのかな?
ボクの結果は3.75kgでした。2号のラインを使用しての測定ではノットが切れてしまう平均は3.3kg位らしいのでまずまずですが、4kgを超えていないので優勝は無理だと思っていました。で、各プロも交え20人程が挑戦していきます。途中、小沼さんに教わったというアイドルグループRYUTistの佐藤乃々子ちゃん横山実郁ちゃんも挑戦、のんのは平均値より高い数値をたたき出していましたよ。
で、結果ボクは4位(プロを除く)。3位迄は本当に豪華な賞品が出るのですが、残念。優勝者はパロマーノット、2位の人はダブルクリンチノットを使っておりました。(逆だったかも・・・。)
悔しいのでDUELの笛木展雄さんの所に行き、強い結び方を教わってきました。変形ダブルクリンチノットで、一見難しそうに思えますが1発で覚えました!後でうちに帰って練習したら確かに凄く強い!ユニノットの1.5倍は強いです。この結び方を自然に出来るように練習し、来年こそはこのノットグランプリで賞品を貰いたいと思うのでした。
変形ダブルクリンチノットのやり方はこちら→http://marvelousact.blog.fc2.com/blog-entry-6431.html
このノットグランプリの前に、笛木展雄さんによるPEラインとリーダーの結び方を教わるセミナーにも参加しました。PEラインの結束というとFG一択の方も多いとは思いますが、いざ摩擦系ノットで結ぼうとしても釣り場でやるにはうまく結べない、或いはノット自体は上手くいってもほかの箇所が熱で傷んで結局呆気なく切れてしまうケースが多いとの事で、「現場で使える」ノットを教えてくださいました。
それがこの下の写真のやり方です。
PEをダブルラインにして、エイトノットにしたリーダーの輪を潜らせユニノット(内掛け結び)で結ぶというやり方です。結び目は大きめになるものの加熱で痛まないので実質的にこちらの方が結束強度は上になる、という訳です。
ノット部分の拡大↓
実に、簡単!時間もあまりかかりません。
セミナーでは実際のラインを使っての実習もあります。使ったラインはDUELのアーマードFなのでやりやすかったです。これを結んだ後にPE本線をハーフヒッチで編んでいく事も出来ます。これも1発で覚える事が出来ました。
今日教わった2つのノット、忘れないように練習せねば。
この日戴いた物はこちら。カルティバの新型フックSTXやフィッシュアローの変わった(失礼!)ワーム、各種ステッカーなど。セミナーの他にも興味深い話を各所で聞けて実に為になりました。