
パックロッド(モバイルロッド)の進化が止まりません。令和の世の中になり実釣性能が十二分な物が増えています。公共交通機関や自転車、オートバイなどで釣りに行くのに何が1番困るかというとロッド(釣竿)の持ち運びです。例え2ピースであろうとも破損のリスクを考えると仕舞寸法が120cmを超えてくる物を満員電車の中に持ち込みたくはありません。バスロッドならともかくシーバスロッドの仕舞寸法は120cmどころではないので尚更です。その点コンパクトに仕舞えるパックロッドならば破損のリスクを最小限に抑えつつ、時にはとても釣りに行くような格好をしていない、つまりは仕事帰りの時なんかでも釣りが出来てしまえるという…!
ふた昔前はお世辞にも褒められるようなパックロッドを探し出すのに苦労しましたが今ではとても優秀な製品が増え、特に渓流トラウトの世界ではパックロッドがデフォになっているくらいですし。いやぁ、技術の進歩って素晴らしいです。
ボクも結構パックロッドを所有していて今では完全に主力となっています。ライトショアジギングのロッドでパックロッドというのは今までほとんど無かったので2ピースの物(シマノ・コルトスナイパー)を使ってきましたが今年の8月にメジャークラフトから「バックパック」というシリーズがリリースされてその中にショアジギングロッドがあったのでとてもそそられているところです。
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この勢いで既存の物の中では殆ど存在していなかったキジハタ(ロックフィッシュ)用のも欲しいのですが2月に開催されたにいがたフィッシングショーの会場でメジャークラフトのスタッフさんが「もちろん開発してますよ〜」と仰っていたので大いに期待したいです。
今まで釣り具の新製品発表はにいがたフィッシングショーなどに春先に1年分を発表するパターンが多かったのですが近年は春の他に秋にも大規模な新製品の発表が行われる様になりました。正直、今年の春の発表ではパックロッドは思ったよりも少なかったのですがその分この秋にドドンと来ました!なので取り急ぎこの秋に発表・発売開始されるパックロッド達をピックアップして自分の頭の中を整理してみたいと思います。
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さて、個人的に、実際に触った事のないのにさも偉そうにその製品を語りたくないので今回はタイトル通りチラ見というか軽く紹介していくに留めますが今後各釣具店にも入荷してゆく筈ですので機会があればぜひとも手にとって触って曲げてみたいです。
今年の秋のパックロッドは豊作揃いですが先ずピックアップしたいのは、
①ダイワ 月下美人MX MB。

いつでもどこでも高精度なライトゲームを展開できる、次世代モバイルロッド
いつでもどこでも、精密なライトゲームを展開できる、次世代モバイルロッド。
V-ジョイントの採用によりマルチピースロッドの概念を覆す操作性と感度で、繊細なアタリや潮流などのあらゆる変化をアングラーに伝え、思い通りのアクションを的確に演出。
カーボンモノコックリアグリップを採用し、大幅な振動伝達性能の向上を実現。カーブフォールやリトリーブ中のバイトを瞬時に察知して素早く掛けることが可能に。
リールシートには軽量化、高感度を実現するエアセンサーシート(ネオトラディショナル)を搭載。
www.daiwa.com
お手頃だと思っていたダイワのライトゲームロッドの月下美人MXシリーズも昨今の物価高に合わせるかの様に価格が高くなりましたねぇ。でもその分このクラスでもダイワの技術がこれでもかと詰め込まれていて完全にメインを張れる物になりました。その中でこの秋にMBつまりモバイルシリーズがリニューアルされました。基本的な3アイテムがありますが全て5ピースで、モノコックグリップを始めデザインはかなり派手目に感じます。ダイワって、こういう陽キャ的な感じを演出するのが上手いですなぁ。性能がかなり良さげです。後は実際に手にとってみて自分にフィーリングが合うかどうか、ですね。キャロやフロートの釣りに使えるロングロッドも欲しくなります。
その② テイルウォーク OUTBACK 20th Anniversary limited(アウトバック 20th アニバーサリー リミテッド)

親会社がエイテックという事もありこのブランドが出てきた時はコスパに優れた製品を出すブランドなのかと思っていました。メジャークラフトに近い感じ。ところが今や単なる安かろう悪かろうでは無くなっているのはやはりチャーマスこと北村秀行さんが携わる様になったからだと思います。パックロッド愛が高いメーカーという事もありボクも何本かテイルウォークのパックロッドを買ってしまう羽目になりました。そんなテイルウォークブランドも気がつけば20周年。それを記念した限定アイテムが色々あるのですが、昨年発売開始された一本で長さを四通りに変えることができる新「アウトバック」シリーズにも記念モデルが設定された模様です。それがOUTBACK 20th Anniversary limited(アウトバック 20th アニバーサリー リミテッド)。
釣果もスタイルも華やかに彩る、20周年限定アウトバック
狙いのターゲットやフィールドにあわせて、ロッドの長さを瞬時に変えられる超多用途モバイルロッド「アウトバック」の20周年限定モデル。バット付近のセクションの足し引きにより、ひとつのロッドで複数パターンの長さに可変。従来のモバイルロッドを超えた、ありとあらゆるシーンにフィットする万能さを備える。ラインナップは、ポップで特別感のあるBABY PINKカラーのLモデルと、爽やかで存在感のあるSKY BLUEカラーのMLモデルの2機種。グリップにはカラーリングに合わせ、コルク&EVAをコンポジットしたデザインを採用。さらに、バット部にはtailwalk創立20周年を記念するオリジナルエンブレムを配置し、節目のモデルであることを静かに主張する。
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S54/70L-P5.5 BABY PINKとS68/84ML-P6.5 SKY BLUEの2アイテムがありますがこの2本で大抵の釣りをカバーできてしまうのが恐ろしいところです。
20周年記念アイテムではありませんが通常モデルの中にもC58/76ML/SL-P5.5というベイトモデルが追加になっていたりして気が抜けません。
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その③ 同じくテイルウォークのAJIST SD(アジスト SD)、アジングロッドでこちらも昨年リニューアルされたのですがさらに今秋はS64/SL-P5という5ピースのモデルが加わるとの事。

少し前にテイルウォークには旧アジストTZシリーズに64SL-5というのがありました。トルザイトリングのガイドが出てきて暫くして、キンキンなフィーリングのレーシングチューン的なアジストTZシリーズが出て、それを実際に手にとってみたらアジング界に於いて画期的とすら思いましたとも。感動すらしました。ですがアルミかな?メタルパーツを使用している事もあり正直自重が重かった。それでも70g以下ですしバランスも取れていたのですが高価格なTZクラスということもあり購入に至りませんでした。ですが今回のはSD(スタンダード)クラスですし既存の2ピースモデルを触ってみても軽くてバランスも良くかったのでこの5ピースモデルにも期待してしまいます。64というレングスにも関わらず1g以下のジグヘッドも本当に実用的に使えそうですし、正直に言ってかなりそそられていたりします。
「軽さの革命を、その手に」新次元の軽量感を有するスタンダードアジングロッド
アジングロッドに必要不可欠となる「軽さ」を徹底追求し、革命的な軽量化を達成した新シリーズ。スタンダードクラスながら、ソリッドティップやブランクスといったロッド重量に直接関わる素材に、最上級マテリアルを惜しげもなく投入し、グリップデザインも無駄な重量を排除することを強く意識。前モデルより同等レングスで最大39%の軽量化に成功した。従来のスタンダードクラスの常識を壊す、軽さを極めた次世代アジングロッドの誕生。
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その④ スミス By
老舗のスミスのブリームゲーム(チニング)用のロッドが密かに今年発売開始されていました。

www.smith.jp
いつでも、どこでも、高次元なチニングゲームを
クロダイ、キビレを狙うソルトルアージャンルである『チニング』。
人間の生活圏に限りなく近いフィールドに生息する彼らを狙う『チニング』は数あるソルトルアージャンルの中でも最も手軽なジャンルの1つと言える。
しかし、彼らの手軽な部分というのはフィールドだけであって、警戒心の強い彼らは決して手軽に釣れるターゲットではない。
この『チニング』というジャンルを突き詰めて行く中で、いつでもどこでも手軽にアプローチする事が出来て、彼らとの駆け引きの際には絶対の信頼がおけるロッドの必要性を感じた。
車はもちろんだが電車バスなどの公共交通機関、バイクや自転車などの運用でも邪魔になりにくい4ピース設計。
パックロッドというハンデを前提としブランク設定や搭載パーツも必要最少限に限界まで軽量化と操作性を突き詰めた。
BY-C734-S『コーヴァイスティック』フリーリグ専用ベイトモデルとBY-S744-S『ボトムからトップまで』バーサタイルスピニングモデルの2アイテムがあります。少し前迄は新潟市近郊のどこでクロダイをルアーで狙うチニングなんぞが出来るのか?場所も全く未知数でしたし釣果も聞くことはありませんでしたがここ2、3年で一気にメジャーになってきた感じがします。都市型河川での釣りになるのでそれこそパックロッド化が求められていたジャンルの一つですね。スミス社の製品は昔から使ってきていましたがロッドに関しては故 本山博之さんの手がけたバスロッドを買って以来入手していないですがそのロッド(ストラテジーツアラー)が正に好みの仕上がりでとんでもなく良かったのでこのByというパックロッドも一度ぜひとも手に取ってみたいです。
その⑤シマノ アンフィックス に B64L-5、S60SUL-4の2アイテムが追加。

fish.shimano.com
言わずと知れたフリースタイルロッドのアンフィックス。前作のフリーゲームXTと比較してよりバスフィッシング系に集中した感じで、ある意味バス業界の最後の断末魔を聞いてしまったかの様な気分になってしまっていたアンフィックス。内水面の釣りをする方にはとてもありがたいシリーズですが、海がメインとなっているボクに刺さるアイテムが無くてこのシリーズは購入に至っていません。悪くはないのですがねぇ。
その⑥ アブガルシア WORLD MONSTER(ワールドモンスター)
社内の体制が変わり再びバストーナメントにも関わってきたりゼノンCXや新型アンバサダーなどのリールが世間をざわつかせていたりするアブガルシアの「ワールドモンスター」が新しくなるそうで。


World Monster(ワールドモンスター)│ Abu Garcia(アブガルシア)公式サイト │ Abu Garcia Japan
正直に言って、近年のアブガルシアのロッドは押し並べて大嫌いでした。一応実際に旧ソルティスタイルのパックロッドも実際に買って試してはいたのですが使うほどに兎に角キャストする釣りに於いてマイクロガイドはクソだ!と判断せざるを得ないのです。そのマイクロガイドをありとあらゆるロッドに採用するアブガルシアの方針には賛同出来かねませんでした。その中でも旧ワールドモンスター、これはダメダメでした。一応怪魚ロッドなのにガイドのせいで太いライン、太いリーダーが使えないし、またフェルールつまり継ぎ目のところが弱くてそこで折れ易いという指摘が多々ありました。本当に怪魚に向けたロッドなの?、と。新潟市内でも比較的パックロッドを少しは多めに置いているJ州屋某店で旧ワールドモンスターを見かけて触ってみてすごくがっかりした覚えがあります。
今度のは少しはガイド径が大きくなったみたいですがどうなのでしょうかねぇ。と、まだ疑っていたりします。とりあえず見つけたら触ってみたいとは思いますが。
その⑦ オリムピック コンパットUX。
既存のコンパットよりも低価格なUXシリーズとしてリニューアルするみたいです。

olympic-co-ltd.jp
2027年モデル 2026年秋〜冬頃より先行発売予定、とのことです。GCOMUS-604UL-HS〈ハードソリッドティップ〉、GCOMUS-654L-HS〈ハードソリッドティップ〉、GCOMUS-764ML-Tの3アイテムがあります。先程のアブガルシアと正反対で、どのモデルを手に取ってみても非常に満足度の高い製品ばかりという印象なのがオリムピックですね〜。さすが自社工場で焼いている「窯元」であります。コンパットシリーズは基本的に実店舗での注文販売となり、フィッシングショー以外でなかなか触ることができませんが一度触ったら欲しくなってしまうのでしょう。このUXシリーズ、惜しむらくは全て4ピースである事。5ピースだったらなぁ…と思わず目線を上げて遠くを見てしまいます。
その⑧ がまかつラグゼ パックスタイルA4 及びA3


秋ごろ発売予定、とありましたが遅せーよ!、と。ようやく公式の情報が出てきました。この知らせを受けて今回のこのエントリ(記事)を公開する事となりました。
前作の初代パックスタイル、こちらはA4とB4のサイズでしたが今回は少しだけ仕舞寸法が長くなりました。
www.gamakatsu.co.jp
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兎に角驚愕の仕舞寸法及び継ぎ数でインパクトを与えた前作ですが、本当にコンパクトにカバンにしまう事が出来て実にありがたい存在でした。ボクも購入一歩手前まで行きましたがフィッシングショー会場で実際に触るとどうしても比べてしまいますよね、隣にある宵姫シリーズと。するとやはり宵姫に比べて鈍感さが目立ち気になって気になって仕方がなくなってしまうのです。今度のはがまかつラグゼのスタッフさんによりますとかなり良くなっているとの事でございますので大いに期待したいです。今回の発表にはありませんでしたがキジハタに使える物もやっているとの事なのでより一層楽しみになります。がまかつラグゼの一部のベイトロッドにトリガーレス或いは極小トリガーの物があるのですがやはりトリガーはしっかりしていた方が良いので、そうなっていない様切に願います。
と、こんな感じで駆け足で2026年秋季新発表新発売のパックロッド達を見てみました。ボクは春にテイルウォークのアウトバックパピーとクリムゾンを買っているので秋はリールを買おうかなぁ?などと思っていましたがシマノのソアレBBが良いのだけれど何かが違う、と触って思ったのでもしかしてリールではなくてパックロッドを買ってしまうかも…
という事で最新のパックロッド事情でした。それでは!