鈴菌保有者に待望の新型スズキGSX-R250 の画像がリークされました。
http://www.scoop.it/i/auto-motorcycle
http://autos.maxabout.com/bikes/suzuki/gixxer/gixxer-250
http://toutiao.com/i6229626768953704962/
このリーク元によるとGSR250と同じように中国の常州工場で生産されるみたいですね。というか、シートにビニールがされているのでもう生産開始されているのでしょうか?
なんでこのブログでわざわざGSX-R250を取り上げるのかというと、ワタクシかつて'89GSX-R250R(通称うさぎの耳)に乗っていたことがあり、その最新進化形にも興味があったからなのです。トラブル多発のGSX-R250Rの例にもれず、ワタクシのも散々な目に会いましたがそれでも好きだったマシンです。日常でも気持ち良く乗れるスーパースポーツ、そして何よりあの素晴らしい咆哮!今でもいいタマがあれば買いなおしたいとさえ思っています。当時は情報が少なすぎてトラブルに対してどうすればよかったかわからなかったことも、現在ではほぼ対策の答えがわかっている事と、あとスズキは古い車両でも比較的部品が新品で入手できるからなのですが、新型にも期待していました。
そして、その新型は・・・GIXXXER155F/SFみたいでした。
GSX-Rがアメリカあたりで「ジクサー」とスラングで呼ばれているのをそのまま車名にした、ある意味スズキらしいネーミング。(あると便利だからアルト、とかワゴンであるからワゴンRとか、修ちゃんらしいセンスの名づけ方。)
パッと見のデザインは、EICMA2015で発表された新型GSX-R1000よりもエモーショナルでかっこいいのですが、ステアリング・ヘッドまわりを見るとその安物鋳造品丸出しでクオリティの低さに愕然となりました。溶接後なんかも・・・。角材厨ではないですが、スイングアームも・・・。
GIXXER150はインドで生産されていて日本でも埼玉の「はとや」さんが輸入して20万円とちょっとで入手できます。スズキの軽自動車、かつての「アルト48万円」と同じような考えの車両の低価格車両です。中国生産のGN125やヤマハYBR125、ホンダの・・・何だっけか?等よりも圧倒的にかっこいいので大ベストセラーになっています。が、コストダウンの結果クオリティが低いのも事実です。
そのGIXXER155と同じ感じ。
ちょっとがっかり・・・。
カウル内もこのプラスチック感丸出しなのはどうにかできなかったのかねぇ。まぁ予想価格が現地換算で30万円~35万円くらいらしいので致し方ないか。
Ninja250Rに始まり、Ninja250/300,Ninja250SL,YZF-R250/300,CBR250/300RR,RC250/390等と群雄割拠なこのクラスではたしてスズキGSX-R250/300は後出しのアドバンテージを築けるのか見守っていきたいとは思います。これらの車両を使用したWSBシリーズのサポートレース(世界選手権)も行われるみたいですし。
あ、このレース、元々FIMは4気筒250ccで行いたかったらしく、カワサキもこのクラスに再び4気筒を販売するかも、とのうわさがありますが、こちらの方が期待値は大きいかも。
とりあえず・・・、発売されたら試乗はしてみたいです。
※この車両は単気筒らしいので、2気筒の250R?も出ないか、こちらも期待です。あるいは「スズキは変態みゃ!」だから4気筒・・・!!!無理かなぁ?
鈴菌保有者の必需品
追記
単気筒説とGSR250(GW250)の部品を多く流用している、と、2つの説があるみたいです。GSRのロングストロークのエンジンじゃサーキットではかなり不利になるけれど・・・???