Marvelous Act(2)

新潟市よりゆったりまったりお届けします。魚釣りは主にショアから。ルアーも餌釣りもしますがライトゲームやエギングをすることが多いです。パックロッドを愛用中。※当blogのリンクには広告が含まれています。


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潔い日本人。

久々に、アツい経営者が登場したな、よくやった、と思うのが、今回の政治的ジャパンバッシングへのトヨタの社長の米国下院公聴会での証言。実に潔い!思わずコピペしちゃいました。

 ◇豊田章男社長の冒頭証言要旨

 豊田章男社長の24日の米下院監視・政府改革委員会での冒頭証言要旨は次の通り。

 【謝罪】

 私は誰よりも車を愛し、トヨタを愛し、お客様に商品を提供することを最大の喜びと感じてきた。しかし、この数カ月間、お客様がトヨタ車の安全性に不安を持ち始めていることに大いに責任を感じる。本日は米国のみならず、世界中のお客様に、いかにトヨタが品質・安全を大切にし、どのように取り組んでいるか説明したい。

 【品質管理の基本思想】

 私自身もトヨタも絶対に失敗しない全能の存在ではなく、時には欠陥を発見したり、失敗するが、必ず一度立ち止まり、徹底的に原因を追究し、修正しさらに改善する。問題から逃げたり、気が付かないふりをしたり、ごまかしをしたりということは、トヨタの伝統と誇りにかけて絶対やらない。改善を繰り返し、さらに優れた商品を送り出すことこそ、創業以来、我々がもっとも大切にしている基本思想。20万人の米国従業員、ディーラー、サプライヤー(部品会社など)もこの価値観を共有してきた。

 【リコールの原因】

 トヨタは過去数年間、急激に業容を拡大してきたが、正直ややその成長のスピードが速過ぎたと感じている。トヨタ経営の本来の優先順位は(1)安全(2)品質(3)量だが、この優先順位が崩れ、より良い商品を作るためにお客様の声を聞く姿勢をおろそかにした。人や組織が成長する速度を超えた成長を追い求めたことは真摯(しんし)に反省すべきだ。その結果、今回リコールに至った品質問題を引き起こし、それが原因で事故を引き起こしたことは誠に残念だ。

 特に(レクサス車の急加速による)サンディエゴの事故で命を失われた4人のセイラーさんご一家の冥福を再度祈り、深い哀悼の意を表し、二度とこのような悲劇を繰り返さないと誓いたい。

 【経営姿勢】

 昨年6月の(社長)就任以来、商品の品質向上を自らの最大の課題としてきた。私は創業者の孫で、すべてのトヨタ車には私の名前が入っている。私にとってクルマが傷つくことは、私自身が傷つくことに等しい。私自身のリーダーシップで、安全・品質が最も大切であるというトヨタ創業以来の価値観を再確認し、実践するための仕組みづくりに全力をあげたい。

 【改善策】

 これまでリコールを実施するかどうかの判断は、(日本のトヨタ本社の)品質保証部が、法令に照らして決めていた。今回の問題では、お客様の視点で品質問題を考える視点が足りなかった。こうした反省から、リコール実施の可否について、経営陣が「お客様の安全が最優先」との視点で責任ある判断を下す仕組みを加える。世界中のお客様の声がタイムリーに経営陣に届く仕組みと、必要に応じて各地域で判断ができる仕組みを構築する。

 企業の理屈だけで誤った判断を下さないように、外部に品質管理のアドバイザーを組織。米国では製品安全を統括する役員を配置し、品質管理に関する権限・責任を強化する。さらに、経営陣自身が実際にクルマを運転し、問題の所在と、その深刻さを自ら確認することを徹底する。

 今後、米道路交通安全局(NHTSA)と協力し行う調査結果も活用し、さらなるトヨタ車の品質向上に取り組む。

まあ、それでもまだジャパンバッシングは簡単には収まらないと思うけど、(今度はホンダがリコール問題というかいちゃもんつけられているし・・・)

この潔い発言が米国民に伝わっただろうか?ボクは同じ日本人として「よくやった」と言いたいです。

さて、

女子フィギュアスケート、とにかく潔くない国には負けるな!頑張れ日本。

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