鯵は食べるために釣るのです。

鯵のルアーフィッシングを通称アジングなんて言ったりします。もともとバスフィッシングを略してバッシングと言うのですが（これはアメリカで通じます）、最近は何にでも"ing"を付けてしまっている釣り具業界。始まりはエギングあたり？チニングに至ってはもう何が何だか・・・。まぁ、エサ釣りでなくてルアーフィッシングなんだよ！と言いたい気持ちもわかるし、新しい流行りを作って商売に結びつけようとしているのもわかるけれど、これらの和製英語を言葉にするとちょっと赤面してしまいます。

あ、さて。日和山縦堤にてそのアジングをしてきました。いつもは第4縦堤に行くことが多いのですが、何と工事中で立ち入り禁止の看板が出ています。いけないんだけれど覗いてみたら、陥没した通路のコンクリートを治していました。6月頭まで工事をするとの事です。何故今頃？先月にはもう海は穏やかで工事も出来たのに、釣り人の増えるこの時期に・・・。新潟県の土木課は釣り人の事をまるで考えていないなぁ。

仕方がないので右側の第3縦堤へ。

西海岸は広範囲で工事していますがいつ終了するのやら。

シャローのウイードに鯵発見！後で思えばこれらを最初にサイトフィッシングで釣っておけばよかったけれど、サイズが10cmくらいの小さい、いわゆる豆鯵だったのでスルーしてしまいました。（上で「ingがぁ！」と言っているくせに英語を使うワタクシでありました。）今の時期は上手くいけば30cm以上の大型の鯵が狙えるので頭がそちらにいってました。

天気予報が外れ少し風が強めでした。フロートリグを潮に流して・・・流れない。潮があんまり動いてませんでした。今日は小潮でした。流れないけれど無理やり流してドリフトさせて何とか3匹。

20cmちょっとの微妙なサイズです。ちょうど居酒屋で出てくる鯵のタタキがこれくらいの大きさですね。

さばいておなかを調べるも空っぽでした。

あ、さて。よく釣り場をさらすな！という意見は良く聞きます。人が集まって自分が入れなくなったりゴミが酷くなったり・・・。基本的に自分もそう思いますが、ここ日和山縦堤と東港第2東防波堤（NPO法人　ハッピーフィッシング）についてはむしろ紹介した方がいいと思う。前にも書いたけれど、新潟市近郊の海で親子連れ・ファミリーやド素人の彼女を連れていける釣り場がここいらくらいしか無いのです。

柵があり救命浮環が設置されており、落水しても海面から上がりやすい構造、少し水深もあるので初心者でも楽しめる鯵のサビキ釣りなんかが出来るし時には大物も釣れる・・・かもしれない場所は他に無いのです現時点では。

そんな所ですが、今日も日曜日とあってかファミリーも多く、子供が鯵やキスを釣って楽しんでました、が。

どの子供もライフジャケット（救命胴衣）を着けていないのです。その子達の親も付けていないので、普段釣りはあまりやらない方たちなのでしょうか？新潟県内でも海難事故は多々発生しているのに自分たちは大丈夫だと思っているのでしょうか？

ライフジャケットは水難事故の他に、ころんで背中や胸を打って怪我する事に対しても有効です。

子供用のライフジャケットを調べてみました。