今日も、凄かった！
Moto GP 第8戦 オランダのアッセンで行われたレースは今日も最後の最後まで超接戦でハラハラドキドキでした。
ヴァレンティーノ・ロッシとマルク・マルケスの新旧王者の一騎打ち、勝者はロッシ。速いだけでなく本当にこの人は強い！今戦から投入されたヤマハの新型フレームも素晴らしい出来で、「タイヤが減った状態でも速く走れる」というコンセプトだそうですが、最後までヴァレは「強い走り」をしてました。まさに王者、生ける伝説です。
マルクも今回から酷い出来の今年度のフレームではなく2014年（昨年）のフレーム＋2015年改良型スイングアームで輝きを取り戻しましたが一歩及ばず。最終ラップの最終コーナーでの強引な飛び込みによるヴァレとの接触を起こすのは彼らしいというか・・・。やると思ったら本当にやってしまいました。3位はホルへ・ロレンソ。
今日も日テレのマルチスクリーンでもレースを堪能。
サーキットの近くに教会があり、日曜日はそこでミサが行われるため毎年オランダ・アッセンでは土曜日に決勝レースを行うのが伝統なのです。
TT、というのはツーリスト・トロフィーの意で、昔はレースといえばGP（グランプリ）かTTか、ラリーだったのですが、その名残でオランダグランプリはTTの名が残っており、オランダGPもDutch TTと呼ばれます。（TTといえばマン島TT等が今も残っています。主に公道を利用したタイムアタック・レースです。）
サーキットの名前もTT Circuit Assenと、TTが付きます。 マシンが直立している時間があまりない、とても忙しく休む暇の無いテクニカルコースです。2006年だったかの改修でちょっと普通のサーキットになってしまったのは残念ですが。旧アッセンといえば1983年の、ドキュメンタリー映画にもなった片山敬済の走りが今も印象に残っています。いつかは行ってみたいサーキットの一つです。TTサーキット・アッセン
リザルト
ダニ・ペドロサも午前中のウオーミングアップで怪我していなければさらに面白い事になったであろう。
Moto2クラスの中上貴晶はトップと18秒104の差で13位。もうあと一つ何かあればトップ争いに食い込めるところまで来たのかな？
