いや~、今回はマルク・マルケスの独断場でした。強かった。ウインターテストでは完全に出遅れた感のあるホンダのマシンもだいぶ良くなってきたのかな。
雨上がりのレースは昨年のチャンピオンのロレンソが早々転倒リタイヤ。マーヴェリック・ヴィニャーレスもウエットパッチで滑らせるまでは表彰台が見えていただけに残念です。今期初優勝もあるのではというチカラを見せました。ラストも、ゴール2個手前でドゥカティワークスの2台が絡み転倒。ノーネあかんやろこれ。で、ヴァレが2位、ダニが3位。4位にサプライズでラバティ弟と、波乱のレースでした。
https://www.youtube.com/watch?v=Kp4cfUfvtTw
以下、MotoGP.comより。 決勝レース:マルケスが今季初優勝で総合1番手に浮上
安全面を考慮したフラッグ・トゥ・フラッグが実行された中、マルケスが独走優勝。ロッシ、ペドロサが表彰台。ロレンソ、ビニャーレス、イアンノーネが転倒リタイア。
第2戦アルゼンチンGPの決勝レースは3日、アウトドルモ・テルマス・デ・リオ・オンドで行われ、総合3位のマルク・マルケスが今季初優勝。当地で2年振りの優勝、最高峰クラスで25勝目、キャリア通算51勝目を挙げ、ポイントリーダーに飛び出した。
気温25度、路面温度30度のドライコンディションの中、ポールポジションのマルケスは、3ラップ目にトップに飛び出した後、10ラップ終了後にピットレーンに入り、素早いマシン交換と直後に1分40秒台を連発して一気に2番手を引き引き離すと、独走で優勝。
2番グリッドのバレンティーノ・ロッシは、マルケスとほぼ同時にマシンを交換したが、徐々に引き離され、最終ラップには4番手に後退したが、7.679秒差の2位表彰台を獲得。
4番グリッドのダニ・ペドロサは、スタート直後の1コーナーで他車と接触したことから、1ラップ目を15番手まで後退したが、28.100秒差の3位表彰台まで挽回。
17番グリッドのユージン・ラバティは、自己最高位の4位を獲得。8番グリッドのエクトル・バルベラ、10番グリッドのポル・エスパルガロ、16番グリッドのステファン・ブラドル、12番グリッドのブラドリー・スミス、19番グリッドのティト・ラバット、20番グリッドのアルバロ・バウティスタがトップ10入り。
11番グリッドのアレイシ・エスパルガロは、2ラップ目の1コーナーで転倒を喫して20番手まで後退したが、11位まで挽回。負傷代役の18番グリッドのミケーレ・ピロは12位。
5番グリッドのアンドレア・ドビツィオーソは、2番手走行中の最終ラップ、ゴールライン手前のシケインで、ウォームアップ走行で今季初の1番時計を記録した6番グリッドのアンドレア・イアンノーネの転倒に巻き込まれて転倒を喫した後、バイクを押して13位でフィニッシュ。
3番グリッドのホルヘ・ロレンソは、6番手走行中の6ラップ目の1コーナーで転倒リタイア。
7番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは、2位獲得に挑戦した3番手走行中のラスト3ラップ、1コーナーで転倒リタイア。
9番グリッドのカル・クラッチロー、15番グリッドのジャック・ミラー、21番グリッドのヨニー・エルナンデェスも転倒リタイア。13番グリッドのロリス・バスと14番グリッドのスコット・レディングは、技術的な問題でリタイアを強いられた。
チャンピオンシップは、開幕から2戦連続の表彰台を獲得したマルケスが、総合1位に進出。ロッシが8ポイント差の総合2位、ペドロサが14ポイント差の総合3位に浮上。
次戦アメリカズGPは、サーキット・オブ・ジ・アメリカズで8日に開幕、10日に決勝レース(日本時間11日04時00分スタート)が行われる。
決勝レース
ライダーズパフォーマンス
ワールドスタンディング
GRAN PREMIO MOTUL DE LA REPÚBLICA ARGENTINA
MotoGP Race Classification 2016
Termas de Río Hondo, Sunday, April 03, 2016
Pos. Points Num. Rider Nation Team Bike Km/h Time/Gap
1 25 93 Marc MARQUEZ SPA Repsol Honda Team Honda 168.4 34'13.628
2 20 46 Valentino ROSSI ITA Movistar Yamaha MotoGP Yamaha 167.8 +7.679
3 16 26 Dani PEDROSA SPA Repsol Honda Team Honda 166.2 +28.100
4 13 50 Eugene LAVERTY IRL Aspar Team MotoGP Ducati 165.5 +36.542
5 11 8 Hector BARBERA SPA Avintia Racing Ducati 165.5 +36.711
6 10 44 Pol ESPARGARO SPA Monster Yamaha Tech 3 Yamaha 165.4 +37.245
7 9 6 Stefan BRADL GER Aprilia Racing Team Gresini Aprilia 165.1 +41.353
8 8 38 Bradley SMITH GBR Monster Yamaha Tech 3 Yamaha 164.4 +50.709
9 7 53 Tito RABAT SPA Estrella Galicia 0,0 Marc VDS Honda 164.4 +50.983
10 6 19 Alvaro BAUTISTA SPA Aprilia Racing Team Gresini Aprilia 163.6 +1'01.388
11 5 41 Aleix ESPARGARO SPA Team SUZUKI ECSTAR Suzuki 163.0 +1'08.868
12 4 51 Michele PIRRO ITA OCTO Pramac Yakhnich Ducati 162.2 +1'18.987
13 3 4 Andrea DOVIZIOSO ITA Ducati Team Ducati 161.1 +1'33.419
Not Classified
29 Andrea IANNONE ITA Ducati Team Ducati 167.8 1 Lap
35 Cal CRUTCHLOW GBR LCR Honda Honda 164.2 1 Lap
25 Maverick VIÑALES SPA Team SUZUKI ECSTAR Suzuki 167.5 3 Laps
45 Scott REDDING GBR OCTO Pramac Yakhnich Ducati 165.2 5 Laps
76 Loris BAZ FRA Avintia Racing Ducati 161.7 8 Laps
99 Jorge LORENZO SPA Movistar Yamaha MotoGP Yamaha 167.9 15 Laps
43 Jack MILLER AUS Estrella Galicia 0,0 Marc VDS Honda 166.8 17 Laps
68 Yonny HERNANDEZ COL Aspar Team MotoGP Ducati 164.1 18 Laps
Weather Conditions:
| Track Condition: Dry| Air: 25º| Humidity: 89%| Ground: 30º
記録:
Pole Lap: Marc MARQUEZ 1'39.411 174.0 Km/h
Fastest Lap: Lap: 12 Marc MARQUEZ 1'40.243 172.5 Km/h
Circuit Record Lap: 2015 Valentino ROSSI 1'39.019 174.7 Km/h
Best Lap: 2014 Marc MARQUEZ 1'37.683 177.1 Km/h
Moto2クラス、優勝は来期スズキのザルコ、鈴鹿8耐でおなじみのエジャーター(エガーター)が久々の上位の5位、中上貴晶は苦しみながらも9位入賞。
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