Mキャロを使ってアジングしていると、よく近くの遠投サビキ釣りををている方に「何それ?」と聞かれます。それに対し、ゆっくり沈む中通しの錘みたいなもんです、と答えています。あながち間違いではないでしょう。
このTictのMキャロ、ボクにとって欠かせないアイテムなのですが、改めてMキャロ使用のメリットを考えてみました。
①広範囲を探れる
これが何と言っても1番のメリットではないでしょうか。手前にアジがいる時はジグヘッド単体の方が有利ですが、ボクのよく行く釣り場では今の時期ジグ単で届く範囲にアジがいることが少なく、そうなってくると沖目のアジを釣っていくしかありません。その沖目のアジをテンポ良く狙うにはキャロが1番だと思うのです。
②ディープを探れる
0.5gとかのジグヘッドで水深6~7mを探るのはなかなか至難の業です。(ウデが無いのでボクにはできません。)そのディープにリグをプレゼンするにはやはりMキャロが使いやすいです。
③風に強い
風対策としてもキャロライナリグは有効だと思うのです。Mキャロとよく似たリグにフロートリグがありますが、フロートよりもMキャロの方がリグ全体が沈んでいるのでより風の影響が少ないと思います。逆に表層付近を攻めるにはフロートリグの方がやりやすいでしょう。
他にも、レンジキープし易かったりしてとても便利だと思います。使い方はジグ単と一緒というのも良いです。ただフリーフォールでのバックスライド中はアタリが取りにくかったりするのは欠点の1つですが。
しかしまぁ、こんなメリットだらけのMキャロを使わない手はないのです。Mキャロには様々な重さがあり沈降角度も3種類あるのですが、自分が沈めたい角度と飛距離で選べば良いかと思います。
http://tict-net.com/product/mcaro.htmlより
ボクはこのMキャロはPEラインと組み合わせて使っています。
メインラインにはPE0.3号、ボクはDUELのアーマードFを使っています。このアーマードFだと普通のPEと違いリーダーとの結束が簡単なノットでも大丈夫なのが先ずありがたいです。ボクは最近はクインテッドノットや3.5ノットを多用しています。勿論トリプルエイトノットでも大丈夫だと思います。
リーダーはフロロカーボンの1.5号(6lb.)を1.5m。太くて長いかと思われますが、この設定にしてから根がかり時のMキャロの回収率が格段に上がりました。銘柄はこれまたDUELのBIGフロロカーボン。ラインはここの所同社のばかり使っています。
このリーダーを10号というとても小さなスイベルに結んでいます。この際、結び目の保護にスイベルとMキャロの間にはうき止めゴムの様なクッションを入れています。ボクは船釣り用の夜光玉の小さいのを入れています。
スイベルから先、ティペット(ティップリーダー、ハリス)はフロロカーボンの3lb.(0.8号)を30cm。このティペットをフロートリグみたいに長く取ると何故かMキャロではよく絡んでしまうので(Mキャロはバックスライドするから)、この長さに落ち着きました。
ジグヘッドは、Tictの推奨は0.4gですがヤリエのアジ爆ジグヘッド#8の0.5~1gを状況に合わせて使っています。
このシステムで、ロングキャストして任意のレンジにフォールさせ、アクションしてはフォール、たまに引いてやったりしております。
と、まあこんな感じです。しばらく釣りは無理そうなのでティクトのトミーさんも大絶賛のMキャロについてつらつらと書いてみました。
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