Marvelous Act(2)

新潟市よりゆったりまったりお届けします。魚釣りは主にショアから。ルアーも餌釣りもしますがライトゲームやエギングをすることが多いです。パックロッドを愛用中。※当blogのリンクには広告が含まれています。


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今シーズン初、豆アジの泳がせでアオリイカを狙ってみました。

何事も勉強です、という事で、普段やらない釣りをしました。豆アジを泳がせてアオリイカを狙うのです。去年は2、3回程やりましたが今シーズンは初です。ヤエン釣りはハードルが高いので、ボクのやるのは浮き釣りです。

19日(土)の夕まずめ、それ迄に苦労して何とか豆アジをキープ出来たので磯竿に結びつけられている仕掛けをサビキ仕掛けから豆アジの泳がせ釣りの仕掛けに取替えます。この仕掛けにも色々とあり、どれを使うか迷いましたが、向こうアワセでフッキングが決まるらしい天秤式の仕掛けを選びました。

使うロッドはシマノのボーダーレスBBの420M、ラインはDUELのカーボナイロンの3号、これにハピソンの自立式電気浮き2号を装着します。その先に、先程の仕掛けを結びます。

仕掛けはこうなっていて、上の針に豆アジを鼻掛けにして泳がせます。アオリイカが豆アジに食いつくと、棒が跳ね上がって下の傘針にアオリイカが掛かる、という塩梅なのですが、果たして上手く行くかどうか。

そして夕まずめの時間から実釣開始です。この日は南西の風が強く吹いていて、多分平均でも7~8m/s時には10m/sを超えるような風で、ちょっとやりにくかったです(エギングなら更にやりづらい状態でした)。投入した浮きが流されるのですが、風によるのか潮の動きなのか、豆アジが仕掛けを背負いつつ泳ぎ回っているのか最初は全然分かりませんでした。とにかく浮きが流される度に一旦仕掛けを上げて打ち直して、を繰り返します。こんな時豆アジは弱らないか心配でしたが、結構しぶといというか10回くらい打ち直ししても平気な、元気いっぱいな豆アジでした。

一方その頃、常連のMさんIさんHさんも豆アジの泳がせ釣りをしていたのですが彼らは皆、竿の穂先にケミホタルを付けて脈釣りのような感じでやっています。この日のように風が強く吹いている時にはこちらの方がやりやすそうでしたが、とにかく探れる範囲が狭く待ちの釣りとなるので、ボクは浮き釣りをチョイスしました。とはいえ、彼らは釣り場が空いてくると立ち位置自体を移動しまるでランガンのように釣るのですごいと感心してしまいます。

釣り始めて暫く経つと日没そして辺りが暗くなります。電気浮きを灯火します。

餌釣りだからといってバンバン釣れるかというとそうでもなかったりします。20匹も30匹も釣りたい訳では無いのですが、とりあえず1匹は釣りたい!アオリイカは暗くなると浮いてくるかもしれない、と、最初は浅い棚、水面から3m(ボトムから浮かした状態)でやってみましたがアタらないので棚をもう1m下げたところ、漸く待望のアタリが。浮きが沈みつつ横移動をしたのです。糸ふけを取って竿を立てたらアオリイカが針に乗りました。ちょっと重量感を感じつつ抜き上げたら胴長14.5cmのアオリイカでした。

仕掛けの傘針はアオリイカの脚の外側に掛かっていました。

いやぁ、感無量です。ベテランの常連組の皆さんもポツポツと釣ってはいるものの「つ抜け」は出来ない難しいシチュエーションでしたが本当に釣れて良かったです。この時18時45分。次を狙います。

が、先程のアオリイカはたまたま、まぐれだったのか、後が続きません。この頃には仕掛けを潮に馴染ませる事も出来るようになりましたが、棚を上げたり下げたり色々と試してみましたが釣れず、結局1匹のみに終わりました。20時頃に餌の豆アジを使い果たしたので、納竿としました。

もう少しだけ釣れたならばアオリイカについてもっと勉強できたのではないかな、とは思いますが、それでも普段やらない釣りをしてみると面白いものです。豆アジ泳がせのアオリイカ釣り、一度試してみては如何でしょうか?!

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