先日釣りに行った時に砂浜に落ちていたルアーの一種のポッパーを色を塗り直し再生しました。
レッドヘッドにしました。トップウオーター系はレッドヘッドが好きなのです。このカラーリングはバスフィッシング黎明期から使われていましたが、ソルトでも有効なんです。投げ釣りをしていて、仕掛けを回収中にジェット天秤を目掛けて襲いかかるクロダイやシーバスを何度も目撃しています。そう、食性というより攻撃。それ以来、信頼できるカラーとなりました。
この、落ちていたルアー、元はこんな感じでした。
海水に侵されて塗装は剥げ落ちボロボロでした。
これをまずよく洗い、除光液で中途半端に残っていた塗装を剥がします。除光液って、ネイルだけでなくこういう使い方もあるのです。
そしてサンドペーパーで軽く磨きます。
サフェーサーの吹き付け。段ボール箱で作った簡易塗装ブースが実に便利。
乾燥させてからまた磨き、次は「ウオームグレー・パール・マイカ」、更には「ホワイト・パール・マイカ」を塗っていきます。
この色の名前にピンd(ŐдŐ๑)ときた方はトヨタのクルマに乗っているのでは?そう、昔乗っていた初代RAV4の塗料がまだ手元にあったのでそれを使いました。クルマの塗料だと厚みが出過ぎてしまい、ボテッとした仕上がりになるのですが、それが転じてビンテージのウッドプラグっぽくなるので良しとします。
赤い部分は、上に書いたジェット天秤のような蛍光レッドです。
目玉はDUOの目玉シールを使用。もう少し大きい目玉の方がかわいらしさが出たかな?
そして、最後にクリア塗装と研磨の繰り返し。
手作り感満載の下手くそな塗装ですが、これで魚が釣れたら最高!でしょう!
今回の塗装でルアー制作も面白そうだと思いました。ハンドメイドルアー、作ってみようかな?