Marvelous Act(2)

新潟市よりゆったりまったりお届けします。魚釣りは主にショアから。ルアーも餌釣りもしますがライトゲームやエギングをすることが多いです。パックロッドを愛用中。※当blogのリンクには広告が含まれています。


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笛木展雄さん エギングセミナー

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9月10日にトビヌケ新潟店で行われたデュエルプロスタッフの笛木展雄さんによるセミナーが行われました。このセミナーの内容を纏めてみましたのでご一読いただければ幸いです。

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★遠投するメリット

の、前に。大分型エギのダート&フォールという一連の動作が今日の主流となっています。投げてしゃくってきてエギが手前に来たときにアオリイカが付いてきていないか必ず確認をしましょう。また、きっちり足元まで操作することが大切です。手前に寄せてアオリイカがエギについてきていたらすぐに止めずにエギを動かし、じらしてじらしまくってからステイさせると乗ってくる。乗ってこない時まずは色のローテーションを行います。サイトフィッシングの際は早めにナチュラルな色にローテーションすると良いです。

カラーについて。今あるエギは50000色以上のなかから勝ち抜いたカラーが製品になっています。それぞれの色にタイミング・適性がある。透けてるエギはスレづらい、など。色の次にはボディのローテーションを行います。億劫がってローテーションしないのはNG です。

フィーディング時アオリイカは目線の上を意識しているので足元に寄ってきたやつを釣るのに下から攻めると驚いて逃げていきます。

何匹も寄ってきた場合、最初に掛けたイカにスミをはかれたら他のイカが警戒して逃げてしまうので、まずは潮下にキャストし釣って他のイカが逃げないようにする。そうやって段々と潮上へと釣っていき、ついてきたイカ全部を狙っていくと良いです。

同じサイズでも各エギによって沈むスピードが違うが、足元でサイトでじらして釣るのにはどちらかというと早めに沈むアオリーQエース(3.1s/m)が向いている。サーフなどの浅いレンジではez-Qマグキャスト(5.0s/m)やパタパタQ(5.0s/m)などの沈下スピードが遅いものが向いています。地形の違いと沈下スピードを意識してエギをセレクトする事が大切です。

アオリイカがエギについてきていなかったら遠投をします。

アオリイカは居つきではなくみな回遊しています。釣れなくなったら場所移動もいいが遠投すると新たに回遊してきたフレッシュな活性の高いイカに出会える確率が上がります。遠投のメリットは面と水深の3Dで大きく探れるということです。条件が悪いときでも釣果に繋がります。普段2.5号のエギを使っている人はez-Qマグキャストの3号を試してみてください。劇的に遠くに届きます。

降雨で水潮になり塩分濃度が下がるとアオリイカは死んでしまいます。川からの濁り水が海に注ぎ込んでいる場合、川の河口から見て濁りのない側に行った方がイカはいます。また、水潮の影響の少ない港内に閉じ込められていたりします。真水の方が比重が軽いのでイカが嫌がって上に出てこないことがあるので水潮の時は下層を探ります。 

ez-Qキャストの使い方。パタパタフットのez-Qキャストは、竿を動かす範囲は90°くらいでその角度を3~4回に分けてちょ~ん、ちょ~んと軽くしゃくります。そして竿を戻しつつ糸を張って3秒ステイし、また軽くしゃくります。ダートの幅は狭いがそれで十分に誘いになるのです。

★細い糸を使うメリット

飛距離アップ、フォールスピードが早くなる→手返しが良くなります。また風の影響を受けづらいし感度も良くなります。

4本撚りと8本撚りのラインとデュエル・アーマードの違い。撚糸でないアーマードは真円に近いため表面積が小さく表面張力が少ないので潮なじみが良いし沈みが良い。細い糸・・・とは逆になりますが0.8号でも通常のPEの0.6号と同じフィーリングで使えるのです。ということはさらに擦れに強く根掛りしても回収できる確率が上がります。

エギは水深3~4mくらいはパッケージの表記通りに沈むが5~6m以深はPEラインの抵抗を大いに受けます。

 沈んでいくときのラインやエギの状態は下の写真のようになります。50mキャストして真下にフリーフォール!などということはありえないのです。

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と、こういった内容でした。

皆様良い釣りを。

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