2/10付の読売オンラインに実に興味深い記事が載っておりました。何でも、今新潟の海岸に次々と珍しい深海魚が流れ着いているみたいなのです。これまでもリュウグウノツカイが佐渡に漂着したり漁師の網に掛かったり、といったことはありましたが、冬になるとよく珍しい魚が見つかるようですが今年は特に報告が多いそうです。
アカナマダのイラスト。ウィキペディアより。リュウグウノツカイと同じアカマンボウ目です。
YOMIURI ONLINEによりますと、
"クサビフグ、アカナマダ、ヤリマンボウ――。
新潟県内ではこの冬、日本海では珍しい魚類の漂着が相次いでいる。いずれも対馬海流で運ばれてきたとみられるが、原因は不明。新潟市水族館マリンピア日本海(新潟市中央区)は「かなりの当たり年。可能な限り展示して、生態の解明につなげたい」としている。"
また、
" これらの魚は太平洋などに生息しており、対馬海流(暖流)で流されてきたとみられる。同館によると、日本海を北上する対馬海流は、日本海北部の冷水に接すると蛇行する。冬場は水温差があり、対馬海流は能登沖を越えて県内沖に張り出すことがあり、こうした生物が12月から翌年の2月までに見つかることがある。
ただ、なぜ今冬に多く見つかるのかは不明だ。第9管区海上保安本部によると、今冬の対馬海流は大きく蛇行しているわけではない。"
日本海に珍魚続々と…深海魚や外洋性など YOMIURI ONLINEより。
たまたま今年は報告が多かった可能性もあるとのことですが、日本海は変わりつつあるのでしょうか?暖かい海に生息している筈のサゴシも昔はあまり新潟にいなかったそうですが今じゃたくさん釣れるようになっていますし・・・。
珍しい生物を見つけた場合は新潟市水族館マリンピア日本海(電話 025-222-7500)まで連絡を、との事です。うちからほど近いサーフでもあがっているみたいで、ボクも発見者になる可能性もありますので釣りに行ったら周りをよく観察してみようと思います。
追記
この約3か月後の5月に、まさか深海魚を直接目にする日が来てしまうとは・・・。詳しくはhttp://marvelousact.blog.fc2.com/blog-entry-6512.htmlをご覧くださいませ。