7月2日に行われたヒラメ釣りの第一人者である堀田光哉さんによるトークショー、第2部の内容をまとめてみました。
<ルアーの話 どう投げ込んでどう引っ張ってくればいいのか>
遠浅の海岸、浅いとなると使えるようなルアーは限られる。ある程度遠投も必要になる。遠投性能を考えると何が一番飛ぶのかというとメタルジグです。 熱砂 スピンビーム 、ビーチウォーカーフリッパーを是非使ってみてください。
遠投して浅い所を引っ張って ゆっくり引っ張りたい時はシースパロー。
何でもそうですがこの一つのルアーで釣れる魚は決まっています。一つのルアーではある一定の魚しか釣れません。其れまで自分がさんざん攻めてノーバイトだったのに入れ替わりで入った他の人がいきなり釣り上げるような事はありませんか?アピールが違う、魚に対するインパクトが違うルアーを持つ必要があります。同じことを繰り返しているだけじゃダメなのです。
●ルアーの種類を大まかに言うと
ジグ
ミノー
シンペン
ブレード
ワーム(ハウルなど)
炎月投式 の6種類をできれば持っていってほしい。
自分のルアーケースには何が入っているか見直してみてください。 いろんな種類のルアーをバランス良く持っていくといろんな手が打てます。
●色
ベイト(シルバー)
ピンク
ゴールド の3種類
(その他)
ルアーチェンジで一番やってはいけないことは似たようなカラーにする事。例えばイワシカラー→ボラカラー→鮎カラー、ではあまり変化が無いのでどんどん釣れなくなる。違うものが来ないと食ってこない。各色をバランスよくそろえる事。
●サイズ
大
小 の2種類
120㎜を使っていて90mmにするのと70mmにサイズダウンするのとではどちらがアピールに変化をつけることが出来るのか。どちらが効果があるのか。
●動かし方
ただ巻き
ストトップ&ゴー
リフト&フォール
トゥイッチ の4種類
これだけで6×3×2×4=144通りの手が使えることになります。やり方はこんなにあるのです。勿論全部は出来ないが、まだまだやるべきことがあるのでそれに気づいてください。他の何手か試すことで確実に釣果が伸びます。
<タックルの話>
ロッド
専用品を使うのが良いです。釣れるだけの理由があります。
シーバスロッドはティップが柔らかいので遠くのルアーを操作できないし、遠くのバイトを掛けきれない。
NESSAのような専用品はティップがシーバスロッドよりやや強めでルアーの操作、飛距離、合わせに関して優れている→釣れる確率が高くなる。
2ピースのロッドだと先端が柔らかく手元が硬い竿しかできない、構造上その範疇から抜け出すことは出来ない。
3ピースだともっと理想の調子に近づけることができる。NESSAは、ヒラメ狙いの場合には使うルアーが重いのでティップはシーバスロッドよりやや強め。真ん中はバラさない為にもどちらかというと曲がる様に、バットは強く出来ている。
専用品が無かったころはそれなりの釣果でした。道具を変えるだけで爆発的に釣れるようになります。
遠浅サーフの新潟ではS1008MMHがぴったりです。今フラット用のを持っていてもう1本加えるなら1002MH、こちらは40~50gのジグもバンバン使えます。体力ある人は1102も。専用品だともっともっと釣れます。
リールはハイギヤ、エクストラハイギアの方が巻き感度が良い。強度、防水性で今はツインパワーXDの4000XG。
冷間鍛造のギアの強さは言わずもがな。ギアもハウジングも比較すると雲泥の差。
フック
STXは肉をホールドして遊ばないのでバレづらい。ジギング用のジガーライトホールドの形状をトレブルフックにしたものがベース。
フッ素コーティングのものは直ぐ錆びるが亜鉛コーティングは錆びないのでSTXに採用。
STXに限らずフック交換のタイミングは、薄くちょっとでも錆が見えたら即交換。
ラインシステム
1号のPEライン ミッションコンプリートは低伸度(1%、通常のPEは4%)なので感度が良い。リーダーは5~6号をFGノットで組んでいます。
店頭で無料配布されているコチラも実に為になります。