今回紹介するパックロッドはPROX(プロックス)の「ミニモバ7」。その名の通り驚異の7本継ぎのパックロッドです。何と仕舞寸法が30cmしかありません。これを7本つなげると6フィート≒182cmとなります。
凄いでしょ。
これだったらカバンに忍ばせて会社に行っても絶対バレません。
なので会社帰りにバスフィッシングを楽しみたいなんて方にはもうたまらないロッドなのではないでしょうか。
今Amazonで価格を見たら8640円でした。楽天だともう少し安かったかな。ガイドはフジのOリング、通常の2ピースでこのガイドを使っているダイワの新製品 ルアーニスト やメジャークラフトのファーストキャストなどの2ピースロッドよりは流石に高めの価格ですね。でもここまでのコンパクトさは何物にも代えがたい。
この手のロッドを使っていて気になるのは継ぎ目の緩みです。キャストの際、ティップ側が抜けてルアーと一緒にそのティップ側を飛ばしてしまった方もいる事でしょう。そうならないためにもフェルールワックスとういものを継ぎ目に塗布することをお勧めします。ボクもパックロッド愛用者ですが、フェルールワックスを定期的に塗っているので竿先がすっぽ抜けた、なんてことはここ10年やったことが無いです。
このミニモバ7のような多点継ぎのロッドには必携です。
さて、このミニモバ7はバスロッドですが、海でもカサゴやセイゴ、メッキ、カマスなんかを釣るのにも良さそうですね。トラウトには・・・、ちと硬すぎますかね。ここでもプロックスは凄いです。先行して「モバトラ8PLUS1」なるこれまた驚異の8本継ぎ仕舞寸法26cmのトラウトロッドもリリースしています。
通勤通学圏内にマス(トラウト)の管理釣り場がある方には堪らない一品でしょう。
それにしてもPROX(プロックス)は何故にもこんなにコンパクトさに拘るのでしょうか。パックロッド界も盛り上がってきたとはいえその多くが4本或いは5本継ぎです。でもそれではビジネスバッグに入りません。7、8本継ぎ、仕舞寸法30cmという所に大阪の職人さんの意地と技量を見た思いがします。(プロックスは大阪府摂津市の会社です。)
「カバンに入らなあきまへんで~」という感じで企画会議も行われているのでしょう。どうか潰れることなく今まで以上にオンリーワンな製品をボクらに届けてください。欲しい人は絶対にいる筈ですから。
いいものあるかも。