Marvelous Act(2)

新潟市よりゆったりまったりお届けします。魚釣りは主にショアから。ルアーも餌釣りもしますがライトゲームやエギングをすることが多いです。パックロッドを愛用中。※当blogのリンクには広告が含まれています。


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34(サーティーフォー) 家邊さんのアジングセミナー@上州屋新潟赤道店

7月29日(土)に、ルアーメーカー34(サーティーフォー)の代表である家邊克己さんによるアジングのセミナーが行われました。これが実に有意義だったのでその内容をシェアしたいと思います。

時期的なものもあり夏の間はアジは小さいが、あえてその小さい豆アジを釣るのもいい練習になりますし、一つの楽しみでもあります。活性は高いけれど吸い込みが弱くショートバイトばかりでかけることが出来にくい。なので止めるようにアタリを取るのですがそういうのは結構ほかの釣りに通ずるものがあって、例えば冬の釣りも同じで、いかにスローにして見せるかがカギとなります。 

アタリがある所がピンに固まっている事が多いのは、プランクトンの固まっている濃度の濃い場所にしかアジは入らないからなのです。なのでそこから(リグを)出さないようにしなければならない。合わせるという行為をすると、それで釣れればいいけれどそうでない時はピンスポットから外れてしまう事になるのでボクらは合わせない、アタリがあった瞬間にラインを張るだけで十分なのです。そういう釣りを学ぶのに豆は良いのです。

開発中のジグヘッドの話。樹脂でシンカー部分をコーティングして水中でアミの中を漂うようにしたものを10月ごろ発売します。

いかにスローに釣るかが重要です。ワームをアジに見せなければならない。ワームをルアーだからって見破られないように動かすのではなく見せなければならない。活性が低い時ほどステイの時間を長くとる、つまり止めることが大事。ロッドを引くのではなくじわ~っと上げてやると水平にステイする。

合わせはすっとラインを張るようにします。アジングの場合大合わせをするメリットは何一つとしてないです。

ラインは何を使っていますか?ボクらは魚が何を食べているのかという所から逆算して考えています。プランクトンか小魚か、餌によって釣り方が全然違います。夕方入ってくるアジは小魚を餌にしているときもあるがその時は逃げる動きに反応します。ですが夕方を過ぎその後の夜ではアジは殆んどウランクトンなどの動かないものを食べています。その時は時は動くものには反応しません。だから夜の釣りでは0.4gとかの軽いジグヘッドを使用するのです。

その軽いのを飛ばすには細い糸が必要になってくるのですがいろんな糸を試しました。1ポンドとか細いフロロだと伸びるのでフッキングできないしPEだと沈まない。なので消去して残ったのがポリエステル。0.2号で30cm、0.3号で40cmのアジと十分戦えます。

プランクトンの固まりを演出できるワーム、プランクトン=アミパターンということで クリア系でラメ入り・点発光 自社の製品でいえば夕まずめは「こうはく」、陽が落ちてから「ははなちらし」等のカラーが良いです。

ワームはプランクトンの集合体として見せる。餌が小さいから小さいワーム、というのはあまり関係が無いです。その時に好まれる大きさを探していく。

それよりジグヘッドの重さが大事。アジのアタリはジグヘッドで決まります。アジのアタリは吸い込んだ時のではなく、吐き出しそうになるのをもがいている時にアタリとなるのです。シャンクの長さは短いほど吸い込みやすいのでショートシャンクのものは低活性の時に良い。活性のいい時はロングシャンクので。活性に応じて使い分ける。

ロッドの長さの話。Sキャリーも対応できるロッド→ある程度のレングスであるガイドポストの6.9フィート。

ボートアジングの話。僕らがやっているのはバチコン(バーチカル・コンタクト)とは違います。バチコンだとボトム中心になってしまう。40m底のところで20mラインまで浮いてくることがあるのでSタッチというのを使います。そこでも見せるようにします。

おかっぱりに話を戻しキャスティング。

撚れ(潮目)に餌が溜まるのでそこにアジが入ってくる。ジグヘッドが若干重く感じるところ、そこにいかにステイさせるかがポイントです。同じところに投げると同じところで同じように釣れます。投げるときに目標を定めて投げる事が大事です。 軽いジグヘッドを投げる時は力任せにするのではなく、垂らしを多めに取り、ゆっくり振るとロッドがしなり結果として飛びます。

リールは1000番クラスが良いです。アジングの場合スプール径が小さい方が飛距離が出ます。アジングには絶対ローギアの方がいいです。ハイギヤだとスラックを取りすぎてしまうのです。魚をかけて近くに寄ってきたときにドラグを緩めるととっさのダッシュにも対応できる。 最近のリールは軽量なのでダブルハンドル、バランサーなどでロッドとのバランスを取っている。

ダイワのリールでいうとプレッソがいい。マグシールドのラインローラーは重いので、オープンベアリングのプレッソ、というわけです。ドラグノブのところにラインを噛みこまないのもいい。シマノアルテグラクラスで十分エステルの細糸に対応できる。

以上、こんな感じでした。

この動画も参考になります。

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