去年の今頃は既にキジハタが釣れ始めていたのに今年はどうした事かさっぱりなのです。ここ数日、夕まずめの時間帯に何時もの場所でキジハタを狙ってみてはいるのですが全くアタリがありません。
考えられるのは、今年になって沖に沈められているテトラ帯が延長されてしまい、外海の流れがこの堤防迄直接当たらなくなったのが原因かと。そして何時もなら岸際に寄ってくる筈なのに、その沖にある沈みテトラが出来たものだからそのストラクチャーに魚が留まっているみたいなのです。実際、その沈みテトラの辺りを船で探っている方はボチボチいい形のキジハタを釣り上げていました。
今、ソコにいる魚がこちらの堤防の近く迄来てくれない事にはヒットさせることも出来ません。この堤防の先端から沖の沈みテトラ迄は距離にして軽く100m以上は有るのでキャスティングを頑張っても届きません。が、気まぐれでこちら側に来ている魚もいるかも、と淡い期待をしつつ諦めずにキャストを繰り返します。
何時もならベイトタックルを使っているのですが、昨日はより飛距離の出るエギングロッド+PE0.8号というスピニングタックルで遠投してみました。例によって夕まずめの時間帯から釣りをして、何時もよりも遅い時間迄釣りをしたのですがアタリが出たのは3回ほどしか無く、そのどれもモノにする事が出来ませんでした。3回目のアタリの時には上手く乗せられたと思ったのに、根に潜られてしまい、暫く待っても出てこないので少し強引に引っ張ったらリーダーが切れてしまいました。リーダーは12lb.(3号)のフロロカーボンを使っていましたが根に擦れた為か実に呆気なく切れてしまいましたので次はもっと太いのを使う事にします。
ここの所ボウズ続きですがチャンスは必ず訪れる、筈です。もう少しこの付近で粘ってみようかと思います。