Marvelous Act(2)

新潟市よりゆったりまったりお届けします。魚釣りは主にショアから。ルアーも餌釣りもしますがライトゲームやエギングをすることが多いです。パックロッドを愛用中。※当blogのリンクには広告が含まれています。


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エギのカラー教室@にいがたフィッシングショー

近年、エギは多種多様な製品が次から次へと発売され、そのカラーも膨大なものになっています。例えばDUEL/ヨーヅリだけでも現行の品は700色以上あり、下地テープも何十種類、ボディカラーも8色と、正直ついていけない程あるのです。そんな中、にいがたフィッシングショーのセミナーでDUELプロスタッフの笛木展雄さんが講師を務める「エギカラー教室」が開催されたのでボクも参加してきました。

このセミナーは、色のついていないエギにカラーリングを施す事によりカラーについて理解を深めるといった感じのセミナーでした。

前述の通り色の組み合わせ、柄の配置、模様の入り方は膨大なものになっていますがそれぞれに意味があるとの事。先ずは配られていた資料に目を通しつつ話を聞きます。

アオリイカの生態としては寿命は約400日、14℃以上で生きていくことが出来16℃以上で産卵を意識して、条件のいい水温は25℃から30℃の間とのことで、まさに秋のエギングシーズンは活性が高い状態となります。秋はエサを食べて大きくなりたい時であるのでそのイカを狙うには先ずはエギを気づかせる事が一番大事。

新潟というフィールドを考えると、川が絡むところが多いです。そういう所は海水に濁りが入っている事が多い。そんな時のオススメカラーはアピール力の強いオレンジ、黄色、また山からの水が流入腐葉土のタンニンが海水に溶け込んだ所は黄緑色が良く見えます。

逆に海水が澄んでいる所はピンク、紫、青系が良い。

次に水深を考えます。深い所で見つけて貰いやすい色は、太陽光線の波長を考えると紫は比較的届き易く、赤は深い所迄届きづらい。が、赤は深い所では黒となりシルエットが出るので見つけて易い色となり、特に下地のカラーを考える時の参考になる。

また、今回配る白いエギはダブルグロー(通常の夜光とブルー夜光)が施されています。暗い所でもぼんやりと光って見えるので深い所でも活性の高いアオリイカに目につきやすく効率が良いです。

エギの塗り分けや模様についてですが、

アオリイカは底から高い位置を泳いでいる事が多く、その際エギを沈めて使う時ボディの横、またイカの目線よりも高いところからエギはフォールしてくるので下部にもオレンジ色等のカラーをぬることがあります。水深の浅い所では背中のカラーリングも大事になってきます。色を塗り分ける時に背中(腰)の曲がっている部分で色を塗り分けるのも良いです。そこがストライクポイントあるいはバイドマーカーとなります。何故ここにそれをするかと言うとカンナに掛けやすいから。

模様は横縞だったり縦縞が書かれていたりしますが、例えばEZ-Qキャスト等の様に脚が付いているエギはダートが控えめなので縦の柄が付いています。これはちょっと移動しただけでも動きを強調される柄なのです。軽くしゃくるなら「動く方向」に交差する模様が効果的です。

それとは逆に、今回配るエギは軽くしゃくってもよく動くタイプのエギなので「動く方向と同じ」方向の、横模様にするとアオリイカが見失わない効果が出ます。

と、拙いボクの記憶力ですがセミナーを思い出しながら書いてみました。これでエギの使い分けあるいは膨大な量の中から自分が買うべきエギが見えてきた様に思います。

改めて、

海水が濁っているのか澄んでいるのか?

浅いのか深いのか?

日中?マズメ時?夜?

天気は?月の有無は?

そのシチュエーションに応じてカラーをチョイスするのに今回のセミナーは勉強になりました。

この後は一人ひとりに配られたエギにマーカーやらポスカで着色してゆきます。

お恥ずかしながらボクが塗ったのはこんな感じです。

一応、下地のダブルグローを活かしつつシルエットをコンパクトにするような感じにしましたが、これはまた後日に修正を加えねばなりませんね。

昨年秋は好調の声も聞こえる中ボクにとっては今ひとつ納得のゆく釣果とはならなかったので、今年はそのリベンジを果たしたい所です。秋はまだだいぶ先の事ですが、今から気持ちは滾るのでした。

アウトドア&フィッシング ナチュラム

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