魚釣りにおける最低限のマナーとは？

今日「魔界」こと某釣具店に行ったらこのチラシを配布していました。

以前ここ○ッシャーズ某店の店長さんに、「新潟市の釣りのマナー、何とかなりませんかねぇ？学生風の若い人よりも老人の方がどの人も悪すぎるんですよねぇ。タバコのポイ捨ても無意識にやっていて、それが悪い事なのだと全く分かっていないんです。それを見た初心者も子供も悪い影響を受けて釣り針の付いた糸やエサの袋やサビキなんかの仕掛けが入っていたパッケージをそこらに捨てるは空き缶ペットボトルは放置するはで・・・。また何メートルもあるPEラインもすごく目立ちます。根掛かりの外し方を知らないのか、それとも柔らかい（しなやかな）PEラインに慣れていなくてトラブル、もしゃもしゃにしてしまうのでしょうかねぇ？」と苦言を述べたことがあるのですが、その店長さんは真剣に話を聞いてくださいました。そしてすぐにアクションを起こし、このチラシ等を使い啓蒙に励んでくれています。

本当は、ここフィッ〇ャーズやト〇ヌケのお客さんって実はそんなにマナーの悪い人ってあんまりいないので、釣具店の組合とかあるだろうからそれを通じて新潟市（県）全体の向上を図っていただきたいです。

このチラシは公益財団法人　日本釣振興会は作成したもので、実にうまくこの1枚にまとめられています。

マナーその①釣り場のゴミは必ず持ち帰りましょう。

当たり前ですよねぇ。喫煙者なら携帯吸殻入れを持っていて当たり前だし、釣りに行く時にはコンビニ袋か何かを1つ余分に持っていくようにすればいいだけの事。

その②駐車禁止の場所には車を止めないで下さい。

あと、早朝深夜にクルマのエンジンをかけっぱなし（アイドリング）にしてしまうのもいかんですよ。貴方はたまにしかそこに行かないが、そこで生活している人がいるのですよ。これは釣り業界全てが、キムタクとか糸井重里がバス釣りをよくしていた第二次バスブームの頃の反省を全くしていない、としか思えない。この頃ブームになり、それまで釣りをしたことの無い人が一気に釣りというものを始め、多くの人がファッションで釣りをするもマナーが追いつかず、結局釣りに関わるものが全て荒廃してしまった悲しい過去をまた繰り返すのか？！

その③立入禁止場所には立ち入らないで下さい。

立入禁止場所への侵入は軽犯罪法違反です。犯罪者になりたいですか？

その④船の係留ロープに絡んだ仕掛けのハリやルアーは回収しましょう。

漁港は、漁師さんの仕事場です。夜も明けきらぬ早朝、準備をしています。暗いので船をもやっている（繋いでいる）ロープや網に釣り人が誤って引っかけてしまった釣り針に気が付かす怪我をしてしまう事がよくあるそうです。

暗いうちに出船準備でロープ手繰るんだよね。他人の手に刺さっても自分は痛くもかゆくもないから平気ｔぅてか！！怒、怒、怒。本気で立ち入り禁止健闘するときに来たかな？ pic.twitter.com/wLtlt78pGC
— 勝山港　萬栄丸爺さん (@maneizzz) 2015, 10月 27

メディアの影響で特にアジングなんかをする人は0.1号以下の超極細ラインを使っていたりしますが、オープンウオーターならいざ知らず、係留ロープがはりめぐらされている漁港内でそんなヤワなラインを使うなんて非常識です。他の釣りもそう。シーバスで0.6号以下というのも「メディアで○○プロが使っているから自分も使う」って人、いませんか？こんなことをしているから漁港の入り口に鉄柵を設置し釣り禁止の漁港がどんどん増えるんです。

有名プロの中で村田基さんは昔っから「霞ヶ浦で釣りするときはラインは14ポンド以上を使ってくれ」と何度も何度もさんざん発言しています。なんでそう言うのか少しは考えてほしいです。

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とある漁業関係者さんからのメッセージ

http://boupro1.blog.jp/archives/1018172136.html

その⑤波止や防波堤の釣りでもライフジャケットを常時着用しましょう。海の緊急通報は118番です。ボクは携帯電話の電話帳検索で一番最初に来るようにしています。