全国釣りファン待望のアニメ「放課後ていぼう日誌」がいよいよオンエア開始されました。ボクの住む新潟では地上波の放送が無いので、地上波より1日遅れとなるBS11で見ましたが、これがなかなかよく出来ていて面白かったです。(しかも録画したのを繰り返し見てしまうという・・・。)
アウトドア系のアニメと言えば「ヤマノススメ」や「ゆるキャン△」等がこれまであり、それぞれ登山やキャンプのプチブームをおこした実績があるのですが、この「放課後ていぼう日誌」で釣りのブームが到来するのでしょうか?
舞台は熊本県です。
田舎に引っ越してきたばかりの新入生・鶴木陽渚は手芸が好きなインドア派。入学前のある日、海沿いの道を歩いていると、堤防の上でふらふらとしている人影を見かけます。熱中症かと思った陽渚は慌てて駆け寄るのですが、その女性は「釣りをしていた」との事。黒岩と名乗る彼女は、陽渚と同じ高校の先輩だと言うのですが……。
先ず感じたのは背景の美しさ。まるで釣り場に自分がいるような…。そして使っている道具や魚もそしてフナムシまでもが上手いこと描かれておりました。
このリールなんかしっかりシマノのセドナに見えます。こういう細かい所までリアルだと見ていて「おっ?!」となります。
話の続き。4月に高校に入学、ていぼう部の勧誘を断ろうと部室へ行ってしまったのが運の尽き、流れでアジのサビキ釣りをする事に。そしてアジゴ(豆アジ)が陽渚の竿にも掛かります。
この、掛かった時の感触、分かるわ~!この肝心のシーンも良く出来ていて釣りの楽しさが伝わってきます。
これで主人公は釣りにハマってしまう模様。
ゆるさも丁度良い感じで釣りをやった事がない人にも釣りの楽しさが伝わる良き作品でした。これを見て釣りを始めてみようかな?と思う人も出てくるのではないかな?入門と言えば楽器やキャンプ道具よりも釣り具の方がハードルは低いと思うのです。なのでこのコロナ禍が落ち着いたら釣り場も賑わうのではないかと。原作では釣りの知識やマナー等もさりげなく描かれているのでアニメの方もそうだといいなと思います。更に、「ていぼう」が新潟県では釣り禁止になっている所が多いですが、これが解放してくれるくらいのムーブメントになってくれないかな?
まだ第1話が放送されたばかりですが今後にも期待が持てます。釣りの楽しさがしっかりと伝わるアニメは久しぶりなのでボクも視聴継続決定です。
いち早く続きが知りたい方は原作漫画を読むのもいいかもしれません。