名作とは、生まれた時から名作なのか
それとも長い年月をユーザーのふるいにかけられて生き残った物が名作なのか?
米澤穂信の小説「クドリャフカの順番」でそんな意味合いのやり取りがありました。いずれにせよこのワームは名作だと思うのです。
「エコギア バグアンツ」は今現在ボクが一番使っているワームなのですが、これがまあまあよく釣れるのです。ロックフィッシュ狙いに今では(今でも)欠かせないワームです。
実績がありますし、何処のショップにもネットにも置いてあり入手しやすい事も良い点だと思います。だからロストを恐れて使うのを躊躇う事もありません。勿論ロストは無いにこしたことはないのですが、使わなければ何でもそうですが理解する事は不可能ですから。
キジハタもがっぽりと食いついています。
バグアンツには2インチ、3インチ、4インチと3種類の大きさかありますがボクの行くエリアだと2インチと3インチを使う事が多いです。
これだけのボリュームの違いがあります。実は先日3インチを買ったつもりで間違って4インチを買ってしまったのですが、4インチも出番が無い訳では無いので、まぁいいか?!と。で、4インチを弄っていると2インチの何と控えめな事か。とはいえ2インチでも結構アピール力はありますが。
新製品は次から次へとリリースされますが定番化するものは稀です。「売れる」ワームが釣れるワームだとは限らないけれど少なくとも売り続けているワームは釣れるワームだと思います。このバグアンツの様なワームこそ初心者の方も使ってみるべきだと思います。あれこれ情報に惑わされてしまいがちな釣具選びですが、このバグアンツみたいに定番化しているものをチョイスするのが基本を身につけるにももってこいだと、そんな事をワームをムニムニと弄りながら思うのでした。