最近の釣りではロックフィッシュ、と言ってもカサゴを狙う事が多いのですがその際に使用するのはベイトフィネスのタックルです。何でスピニングタックルでなくてベイトなのか？と言われると、ひとえに楽しいからなのです。キャスティングだけでも楽しいし、ラインの出し入れがしやすいからボトムをキープするのもイージーだし。と、一言で言うとこんな感じです。
そもそも何を求めてライトなソルトゲームでベイトフィネスを使うのか？と言いますと、ライトゲームでも太い（強い）ラインを使いたいから必然的にベイトタックルとなります。そして力強い巻き上げ力、これで根魚を根から引き剥がす事が出来るのです。
リールはシマノのソルト対応の14ブレニアスですが、リールに巻くのはDUELのアーマードFの0.8号、実に13Lbs.もの強度があるラインになります。13Lbs.というとフロロカーボンだと3号くらいの太さになってしまいリールに余り巻くことが出来ません。バスフィッシングのベイトフィネスと違いソルトでは遠投も時には必要になるのでラインを沢山巻いておきたいのです。フロロカーボンのラインに深溝のスプールで、となると軽量なリグのキャスティングが難しくなるのでやはりベイトフィネスリールを使いたい。なのでPEの出番となります。その他PEラインのアドバンテージは皆様もご存知の通りです。
ボクがベイトフィネスでのライトソルトベイトタックルで使用するルアーウェイトはだいたい5ｇから重くても10ｇ程度です。（これ以上重いものは普通のベイトタックルを使います。）この範囲だとベイトリールの特性がかなり活きてきます。右利き右投げだと左ハンドルを使えば片手だけでクラッチを切ったりスタードラグに触れてクラッチを戻したり出来ます。そしてこれくらいのウェイトのリグならば風が強い中でもラインメンディングがスピニングリールよりも断然簡単なのです。
だから、特にロックフィッシュゲームだとスピニングタックルよりもベイトフィネスタックルの方がよりイメージ通りに釣りが出来るのです。これが楽しさに繋がっていると思います。
