シロギスもこの時期は段々と浅い方へと移動してきて時には波打ち際で釣れたりする絶好のタイミングなので昨日の午後はそのキスを狙ってみました。久しぶりに訪れたサーフは土曜日という事もあり結構混んでおりました。これは簡単に移動出来ない感じなのでとりあえず入れる所に入って、後で良さげな立ち位置へと移動する事にしました。
あまり人を写さない様にしても入ってしまいます。30m位の間隔で釣り人がずらりと並んでおりました。
一見単調に見えるサーフも、ここら辺は少し沖に波消しブロックが入れられており、ボトムをずる引きすると分かりますがそれの影響で実に変化に富んでいるのです。ものすごく大雑把に言うと砂浜が飛び出している所は水中も馬の背になっているし、引っ込んでいる所は周りよりも少しだけ深くなっていたり離岸流が効いていたりします。その凸凹の変化するブレイクライン･ブレイクポイントを探って見たかったのです。
が、しかし入れたのはあまり変化の無い立ち位置。これだけ人が居れば仕方ありません。
ボクは今回もシーバスロッドを使い、ちょい投げスタイルでやってみました。ちょい投げと言っても5、60m位の飛距離は出るのでこの時期は充分戦える筈でした。他の方は本格的な並継ぎの投げ釣りタックルでボクの2.5倍の飛距離を飛ばしている方もおりました。が、あんまり釣れてはいなさそうです。
とりあえずタックルをセットアップして釣り開始です。使った仕掛けはオーナーの「マシーンキス3本針」の6号、それにハヤブサの天秤「ライトショット」の7号の組み合わせです。
餌はジャリメを近くの個人経営の釣具屋さんにて仕入れました。
それにしてもサーフは、波音を聞いているだけでも癒されます。風は左から右手へ受け流すように吹いています。リールに巻いてきたPEラインは1号でしたが太すぎたかも。
投げては人がゆっくりと歩く位のスピードでずる引いてきます。調子の良い時は一投で何度もブルブルというアタリがあるのですが、おかしいです、昨日は全然反応がありません。一昨日は全国的に雨が結構降りましたがここ新潟市は普通の降雨でしたので、雨のせいで海水温が急低下したわけでもなさそうなのですが…。
反応が有ったのは釣り始めて30分ほど経った頃でした。あの懐かしいブルブルというアタリが伝わってきます。が、小さそう。ヒットしたのは波打ち際から30m程沖の方で、その30mをゆっくりと慎重に巻いてしまいます。やはり初物なので。
砂まみれですが10cm程のシロギス。針を飲み込んでいなかったのでリリースしました。
このあとも、
釣れるには釣れるけれど皆ピンギスばかりで、針を飲み込んでしまったキス以外は全部リリースですが因みに新潟県の漁業者のルールでは12cm以下のシロギスは再放流せよ、となっておりますのでボクも漁師ではありませんがそれに倣います。
結局14時半から17時前まで釣りをしましたが、つ抜けは出来ずに8匹のピンギスが釣れました。うち2匹だけ針を飲み込んでしまったのでキープしました。もう少し粘って夕まずめまでやっていたならば釣果を伸ばせたかもしれませんが、でもやはりピンギスしか釣れなさそうだったので早めに切り上げました。キープしたものは帰ってから捌いて冷凍庫に直行です。後でまとめて食べたいと思います。
駐車場の足元を見るとハマヒルガオかな？が咲いていました。この花を見ると夏も近いのだなと感じます。餌のジャリメは半分くらいしか消費しなかったので、一夜明けた今日もシロギス狙いでサーフに行ってみようかと思います。今日こそ天ぷらに出来るような良きサイズのシロギスを釣りたいものです。
