昨日の宵の口、久しぶりに新潟市中央区の海へ釣竿を持って行ってきました。前日に腰をやってしまったこともありルアーではなく座っても出来る餌釣りを選択しました。丁度使いかけのオキアミが有り、前からこれを消費せねば、と思っていたのと、しばらく雨が降ったり強風が吹いて時化たりしていたので厳しそうな条件だろうと予想されたのでより確率の高い釣りをする事にしたのです。
が、しかし覚悟はしていましたが釣り場に着き酷く濁った海を見てこれはダメだろうな…、と半分諦めの気分になってしまいました。
でも折角久しぶりに来た事もありとりあえずはやってみることにしたのです。餌釣りにも色々ありますが、電気ウキを使ったウキ釣りをやってみます。これでメバルを狙います。釣り場は空いていたのでストラクチャー周りに入る事が出来ました。ウキ釣りの仕掛けはメバリングのフロートリグみたいな感じで結構複雑ですし久しぶりなのでリグるのに少々時間がかかりました。
昨日は夜になっても月が煌々と海面を照らしていて、こういう時はあまりメバルは表層に浮いてこない事が多いので棚は最初はボトム付近に設定してキャストしました。赤い電気ウキの光を見つつまったりと釣りを開始します。まったり、とはいえメバル狙いですしフカセ釣りの様にコマセを撒く訳では無いのでキャスト後に仕掛けを安定させた後反応が無い様なら仕掛けを少し手前に寄せてからまた仕掛けを落とし込みます。それを繰り返し、ランガンします。ウキ釣りでも結構アクティブ、攻めの釣りなのです。それでも時折座って休んだり出来るのもウキ釣りの良い所でしょう、ルアーフィッシングだと立ちっぱなしな事が多いので。
しかしそれにしても反応がありません。一度小さいフグが釣れたのみで時間が経つにつれフグすらアタらなくなります。これはまずいなと感じ始めた時に漸く電気ウキの光がスパッと海中に引き込まれました。「メバルが遂に来たか?!」と期待しつつ魚の引きを味わいます。普段使っているルアーのロッドよりも遥かに長い磯竿ですのでやり取りしている間は掛かった魚の魚種も大きさもよく分かりませんでした。が、小さそうなので一気に抜きあげるとメバルではなく木っ端メジナでした。残念。
脱力しつつリリース。でも結果的にこれが釣れた唯一の魚となってしまったのです。メジナでは無くメバルが釣りたかったのですが、釣り場をランガンして探しますが全然メバルに辿り着く事が出来ませんでした。まだ時期的に早いのか?それとも時化後で濁りが有るせいなのか?色々と考えが頭の中を巡ります。が、この時は答えを出すことは出来ませんでした。そして悔しいですが程よい時間となったので納竿しました。
多分今週末くらいには濁りも取れて落ち着きを見せると思うので再度挑戦しようかと思います。久しぶりのウキ釣りで、不慣れなところもありましたがとりあえず釣りというカタチにはなったのでまたやってみるつもりです。そしてメバルの存在が確認出来たらいよいよルアーでメバリングをしようかと思います。