佐渡ヶ島の向こうに沈みゆく夕日、このときボクは・・・
昨日、敬老の日の夕方に海に行ってきました。狙うはアオリイカのエギングなのですが、満月大潮の下げで北の風風速7m/sとやりにくそうなのは事前に確認していました。おまけに休日なので釣り場は激混みだろうなぁ…と、厳しそうでした。が、行ってしまったのです。
釣り場に着いたのが16時半頃、こ、混んでいます。この秋のアオリイカシーズンが1番混んでいるのは間違いないですが、それにしても混んでいて、何とか常連さんの居る所に入らせてもらう事ができました。堤防東側は風の影響で波が少し被っていたので必然的に西側に向かって釣りをする事に。風はやはり強めの北風で、と言うことは横から風が強くということになってしまいます。混んでいるのでフルキャストしたらトラブルが起きそうなのでショートキャストで探りますが全然反応はありません。周りもこんなにたくさん釣り人がいるのに誰も釣れていません。但しSKMさんを除く。まだ夕まずめ前なのにSKMさん、豆アジの泳がせで、皆の目の前で見事アオリイカを釣り上げていました。
アオリイカ、いない事はないみたいですが全然追ってきません。餌木を取っ替え引っ替えしても無反応。なので一旦この場を離れ、真ん中よりも沖側に移動。なかなか良い立ち位置を確保できませんでしたがしばらくすると入りたい立ち位置が空いたのでそちらへ。
が、沖側に来ると潮の流れが早すぎるのでした。それに風もやはり堤防根本付近よりも更に強くてラインメンディングにとっても気を使います。餌木の姿勢も安定しないので錘を追加したり2.5号から3.0号の餌木にしてみたりしましたが、この状態だと3.5号も持ってくれば良かったかも、と思ってしまいました。
そして夕まずめ、右隣の方とラインが絡んでしまいました。大失態。まさに日没時、チャンスタイムにラインが絡んで正直イライラしてしまいました。が、そのお隣の方は「初めて釣りをするんですが何もわからなくて…」と。う〜む、彼がラインメンディングできないのは致し方なし。なかなか絡んだラインが解けないので、結局ボクのラインを切って解消しました。お互いのPEとリーダーの結び目辺りで絡んでしまったのでこの夕まずめにリーダーから結び直す羽目になりましたがイライラを抑えつつ少しだけコツを彼に伝えました。
リーダーを結び直した頃には完全に日は沈み、暗くなりかけの状態。餌木を赤テープの物に交換。ですが、誰も釣れていません。豆アジ泳がせの常連MHRさんは2回アタリがあったけれど乗らず、イカのゲソが一度付いていたみたい。毎日のようにこの釣り場に来ている彼を持ってしても厳しいと。あ、餌となる豆アジは日没前によく釣れていました。これならアジングした方が楽しめたかもしれないですね。などと思いつつ、あまりにもアタらないのでまた場所移動、多くの常連さんのいる真ん中よりも根元の方に戻ります。
こちらも状況はあまり変わりが無い様でしたが、それでもいつも「掛けてもバラす」を繰り返してしまうSTUさんも1匹揚げたみたい。そしてSKMさんは一人気を吐き7匹水揚げしていました。何故この方だけ釣れているのでしょうか？水面付近でアタる、との事でしたが…。胴長15センチを超えるサイズも揚げていました。が、それ以外は皆撃沈。
本当、この日は厳しすぎました。餌木も再び変えてみますが本当にアタリ、イカパンチひとつありません。そして、タイムリミット。時間となってしまい、結局ボクは何の手がかりも掴めず餌木を一本ロストしてしまうという踏んだり蹴ったりのボウズに終わりました。
3時間程のエギングでしたが疲れだけが残りました。やはり激混み＋横風で自分の釣りが出来ませんでしたのでとても残念な結果となりました。この時期にボウズなんて有り得なくない？と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、本当に厳しかったです。今週末はまた来る台風の影響で荒れるみたいですので次に釣りに行くのはその後になるかと思いますが、それまで作戦を考えたいと思うのでした。次、エギングでなくてアジングにしようか？いや、それは逃げか。とにかく次は釣りたいです。
