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Marvelous Act(2)

新潟市よりゆったりまったりお届けします。魚釣りは主にショアから。ルアーも餌釣りもしますがライトゲームやエギングをすることが多いです。パックロッドを愛用中。※当blogのリンクには広告が含まれています。



             

釣りに使うリールのメンテナンス、村田基さんは正しかった!リールの調子が悪い原因と解決法。

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釣りに使うリールですが、どうにも調子が悪いリールがうちに2台ありました。スピニングリールの11ツインパワーC2000HGSとべイトキャスティングリールの16メタニウムMGLです。両方ともソルトウォーターつまり海でガンガン使っていました。使い終わったら毎回水道の蛇口の流水で洗って乾かして、3度に1度は注油を行っていましたが、それでもやはり年月を重ねると調子が悪くなって行きました。回転に滑らかさが無くなりゴリ感が出て、リールのハンドルを回すと魚のアタリなのか単に回転ノイズなのか分からない状態になってしまっていました。メタニウムの方なんて超ゴリゴリになりまともに巻く事すら出来なくなっていました。

 

改めてシマノYouTubeチャンネルのメンテナンス動画を見てみますがある程度はちゃんと守ってメンテナンスしてきたなと確認は出来ました。が、しかしこの調子悪さは何なのだ?!何故にこうなってしまったのか?

 

https://youtu.be/Nky-p0LDVnk?si=Dmpky_NbhAewXsiB

 

と、ある晩ふと釣り界のレジェンドの村田基さんの釣行後のお手入れ方法を思い出しました。その方法とは、貯めた水に完全にドボンと浸して水中でぐるぐるハンドルを回すという物です。

 

そういえば昔、バスフィッシングを熱心にやっていた時はこんな不具合というか調子悪くなる事は全くありませんでした。という事はやはり淡水になくて海水にある物、つまり塩分が悪さをしているのだという事です。海水がリールの中に入り込んで乾くと塩の結晶がリール内部に付着して残る事になります。村田基さんのやり方はリール内部にまで水道水などの淡水を浸透させて塩の結晶が内部に残らない様にするという事です。

 

さて、既に調子の悪いリール2台をどうするか?古いからまぁいいや、やってみようという事で、今更ながら水道水にぶち込みました。ここで注意点はドラグはマックスまで締め込むのを忘れてはいけません。ドラグ部分には水はよろしくないのです。あと、お湯でなくて必ず水でやる事!油が溶けて流出してしまいますので。今回は既に調子の悪いリールの回復と復活が目的なのでスピニングリールの方はスプールは外して水に浸けました。

 

そして5分ほど水に浸け込み塩抜き開始です。その後に水中でぐるぐるとハンドルを一分間ほど回しました。そして水中から取り出して軽く水気を切って、改めてハンドルを回しましたところ、ツインパワーもメタニウムもある程度良い回転になったではあーりませんか!内部に蓄積していた塩が少しは取れてくれたのかと。やる前とでは雲泥の差になりました。後はスプールやハンドルなど外せるものは外して乾かしました。そして必要箇所に注油。これにて復活!!!

 

 

この方法は優秀な防水機能を持った現在のリール達にも良いと思いました。流水だけでは塩は完全には落とせないので、釣行後は毎回でなくても水にドボン作戦を実行する様にしたいと思いました。

 

SNSでも一時期話題になったシマノ村田基さんの構図があった水にドボンと浸してハンドルを巻くのは良いのか良くないのか論争ですが、ボク的には村田基さんのやり方が勝ちですね。もうメーカーのメンテナンスを受けられない古いリールで調子の悪いリールをお持ちの方は1度試してみる価値はありますよ。古いリールでもまだまだ戦えるのです。そりゃあ最新のリールにも惹かれますが…いくら最新型でも使ったら使いっぱなしというのは良くないので、新しいものでも水洗いは大切です、シマノでもダイワでも他のメーカーのでも。

 

こうして復活したリール、まだまだガンガン使っていくつもりです!(何と物持ちの良い、と自分でも思う)

 

 

 

 

 

 

 

 

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