ボクはPEラインとリーダーの結束をノーネームノットで結ぶ事が多いです。本当はFGノットが良いことは分かっているのですが、どうにも失敗する事が多いのです。不器用なので堀田式を使おうと何だろうと、時間がかかる割にすっぽ抜けたりするので、家でなら兎も角釣りの現場ではとても使えたもんではありゃあしません。元々PEラインの釣りはエギングから入っているのですがその時に覚えたノーネームノットをだから今でも使っているのです。
ノーネームノットなら現場でも割と上手く結べます。
が、しかしこれからの季節はかじかみそうに寒くて風も強い中で釣りすることも多くなるかと思うのです。そんな時にさらに現場でも簡単に結べるノットは無いものかと探していたのですが…
まず初めにフィッシャーマンズノットを試してみました。これは一見綺麗に結ぶ事ができましたが、どうにもノーネームノットと比較してブレイクしやすいというか、直ぐに結び目の所で切れてしまいます。この強度では、とても「使えない」です。
そんなある時にふと偶然に「スリムビューティノット」というのを知りました。名前、怪しいですね~。何でもフロリダのターポンを釣るような時やフライフィッシングに使われるそうなのですが、太さが違うライン同士を結束してもガイド通りが良い綺麗な結び目で、かつ強度もそれなりに高いのだそうです。そしてなんと言っても結び方が非常に簡単で釣りの現場で使うにはもってこいなノットだとの事。
このスリムビューティノットを解説している動画がありました。
早速これを見てやってみました。
PEは0.8号、リーダーはフロロカーボンの12ポンド(3号)でやってみました。う~ん、最初だからこんなものか。今ひとつスリムでもビューティでも無い仕上がり。でも、このノットは簡単なので練習すれば平均的に安定した強度が出そうです。勿論完璧に結べたFGよりは絶対的に劣るでしょうが、この「安定」さがいいのです。
スリムビューティノットは、何だか変形フィッシャーマンズノットと言えるような結び方でした。PEライン側をダブルラインでやっていることもあり、フィッシャーマンズノットよりは強度が出ていそうな感じです。とりあえず両端を持って思いっきり引っ張ったけれどなかなか切れませんでした。
とりあえず次回、現場で根がかり等でリーダーを組み直す時にこのスリムビューティノットをつかってみようかと。そしてこちらのノットとどちらが良いか検証してみたいと思います。