Marvelous Act(2)

新潟市よりゆったりまったりお届けします。魚釣りは主にショアから。ルアーも餌釣りもしますがライトゲームやエギングをすることが多いです。パックロッドを愛用中。※当blogのリンクには広告が含まれています。


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こんな取り組み、どう思います?

SATO3さんによる写真ACからの写真

今朝何気に新潟日報のサイト「新潟日報モア」を見ていたらこんな記事が載っていました。とりあえずはご覧下さい。

ブラックバス退治へ勇者求む

「釣った数で特典」三条のそば店企画

外来種ブラックバスによる被害から新潟県三条市五十嵐川を守る“勇者”を求め、三条市大谷地のそば店「山河(やまか)」が立ち上がった。釣った数に応じて経験値(スタンプ)を稼ぎ、店で特典を受けることができる取り組み「ブラックバスターズ」に乗り出した。ロールプレーイングゲームの要素を取り入れ、「楽しく清流を守ろう」と呼び掛けている。

 近年、下田地区を流れる五十嵐川上流でもブラックバスが繁殖し始めた。「信濃川近くの下流部から上がってきたのか、上流の大谷ダムから落ちてきたのか、理由はいろいろ考えられる」と五十嵐川漁業協同組合の飯塚喜一組合長。「特に低水温にも強いスモールマウスと呼ばれる種が増えている。アユやハヤなどの被害も出ている」と警戒する。

 山河は下田地区にあり、経営する中山博貴さん(38)は釣りが趣味。昨年からブラックバスが増えていると感じていた。秋には有志5人で駆除を行い、40センチ級の大物が4匹釣れたという。しかし、少人数の駆除では限界があると実感。「ゲーム性があり、店のサービスが受けられるなら、参加する人が増えるのではないか」と、ブラックバスターズに取り組むことを決めた。

 勇者となる釣り人は「冒険の書」と名付けたスタンプカードを同店で入手する。レベル1からスタートし、10匹納めるごとにレベルアップ。レベルに応じ、総額から100円引き、そばの大盛りが1回無料などのサービスを受けることができる。50匹を釣り最高レベルの「マスター」の称号を得た勇者には、そばと天ぷら1人前1回無料と特製缶バッジが贈られる。

 また、下田地区の活性化に協力した人にはボーナスも用意。地区内の飲食店や観光施設などのレシートを提示したら1個、下田の食や自然、人などを会員制交流サイト(SNS)で発信したら2個のスタンプを1日1回押す。

 中山さんは「電気や網を使った駆除は他の魚も傷付けるので、人海戦術が必要だと考えた。楽しみながら釣ってもらって、さらに下田に人が集まるきっかけになれば」と期待を込める。

 問い合わせは山河、080(2140)5556。同店のフェイスブックやインスタグラムでも取り組みを紹介している。

引用;新潟日報モア

ブラックバスターズwww(草が生える)

ブラックバスは全ての魚を食べ尽くしてしまう」といったようなステレオタイプな意見には笑ってしまうしかないのですが、どうも「悪い魚」だというイメージだけで語られてしまうのは少し違うと思います。

ブラックバスは害魚だと声高に主張する一定数の渓流魚原理主義者の方達はいらっしゃると思います。その言い分も分からなくもない。ですが、そう、今回のこの取り組みに違和感を感じるのは環境に配慮する、とかではなくて単に「俺はブラックバスでなくてヤマメやイワナ、鮎が釣りたいんだ!」としか聞こえない事にあります。

ヤマメやイワナを釣りたいというのも、鮎やヘラブナを放流するのも人のエゴ。本当の環境って何なのでしょうね。

ボクはバス擁護論者です。こんなに面白い釣りはありませんし世界で一番研究し尽くされた魚だと考えています。だから、駆除という言葉に違和感を感じ得ざるをえません。

だからせいぜい頑張ってくれたまえ、と冷めた目でこの記事を読み進めました。記事の取り組みも、「釣ってきたバスを料理しますよ!」というのなら少しは理解出来ます。でもこれだと現実的に参加する人は少ないだろうなぁ…と。

とりあえず、五十嵐川がどうなっていくのか要チェックですね。

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