夏になると思い出す、日本を代表する内水面の釣りがアユ釣りでしょう。ボクはアユの友釣りをやったことが無いのですが、あれは相当面白いらしいですね。とはいえ釣竿だけで1本30万円とか50万円もする友釣りはなかなか気軽に出来ない、素人が手を出しづらい釣りの1つであります。アユ釣りの人口が激減、そして若い方があまり参入していないのもやはり気軽には出来ないせいだと思うのですが、当事者達(内水面漁協とか)は分かっておられないのではないか?!と思ってしまいました。
ところで最近、アユをルアーで釣る「キャスティングアユ」又は「アユイング」なるものが釣具メーカー主導で開発されています。それの先駆けの「カツイチ」や「パームス」そして業界最大手の「ダイワ」もこのジャンル用の製品を発売する流れとなっていて、アユ釣りの面白さも相まって今後人気の釣りになるかもしれないのです。ボクも友釣りは兎も角このルアーでのアユ釣りだったらしてみたいと思いますもの。ルアータックルにウェーダーやシューズは持っているからあとはアユの曳舟やらアユ用のランディングネットさえ買えば出来てしまいそうです。
そこでボクが住んでいる新潟県内ではこのリール付きでの疑似餌によるアユ釣りが出来る河川が有るのか探してみたら、ダイワのサイトによると糸魚川内水面漁協の管理している姫川、海川、早川水系で出来るみたいでした。が、新潟市から糸魚川は遠すぎます。(新潟市から東京へ行くのと変わらないくらいなのです。)もっと近くの加茂川だとか五十嵐川では出来ないのでしょうか…。 そこで、各漁協をまとめている「新潟県内水面漁協連合会」にメールで聞いてみましたところ、
①遊漁規則上でアユのルアー釣りが禁止と明記されているところは無いと思う。採取の方法がどの規則でも「釣竿」と表記されているところのみ。
②河川により友釣り専用区が設定されている。
③だから事前に各漁協に確認してからやっていただく方が無難と思う。
との事でした。一言で言うと、「アユのルアー釣り」そのものを想定していない、考えてもいないという反応でした。残念。これではアユ釣りをするのは既存の老人達のみでアユ釣り人口は減っていく一方で先細り・過疎化するのが目に見えています。「アユのルアー釣り」、認めてもらいたいなぁ。勿論、当然アユ釣りの遊漁券も買います。 まだ各漁協には問い合わせはしていませんが、認めてくれる漁協がある事を期待します。
リンク集、
アユルアー
アユ用ルアーロッド