東京2020パラリンピックも終わってしまいましたよね。オリンピック、パラリンピックと、何だかんだで面白かったのですが終わってしまった今、一抹の寂しさを感じてしまいました。これで夏が終わった感じです。そして新潟市某所に吹く風も秋めいてまいりました。なので釣りに行く時には既に長袖の羽織るものを着て行っています。
そして昨日もエギングを。新子のハシリの時期なのに、ここの所全然釣れないのでリベンジです。昨日は日曜日という事もあり何時もよりも早く15時に釣り場に着いたのですが、兎に角すごく混雑していました。その殆どが豆アジ釣りのファミリーやグループで、この15時の時点ではまあまあ釣れているようでした。勿論エギングをする方達も見受けられました。
歩を進めて中ほどの所まで歩いてゆくとSさん、Hさんがいたのでそのお隣に入らせてもらいました。何とかキャストも出来そうでしたがランガンは出来ないのでその場所で粘るしかありません。
SさんHさんは豆アジの泳がせでアオリイカを狙っていました。そこにTさんも加わり更に夕方にはMYMさんMHRさんも加わります。豆アジの泳がせは基本的に回遊を待つ釣りなのですがこの釣りもなかなか面白いのでボクも今シーズンに2、3回位はやろうかなと思います。まぁ、でもやるにしてももう少しアオリイカが大きく成長してからでしょう…。
さて、ボクもエギングを開始します。兎に角豆アジや小さなサヨリは表層にうじゃうじゃいましたがアオリイカの姿は全然見えないのでとりあえず餌木を投げては着底させてボトム付近から探ります。そしたら早速根がかりさせてしまいました。そしてリーダーからロストという羽目になってしまったのです。ヤマシタの餌木は高価なのにやってしまいました。でも落ち込んではいられません。リールに巻いてあるPEラインとフロロカーボンのリーダーを結びます。現場での結びなのでFGでなくてより慣れているノーネームノットで結んでいたら、年配の方が「俺は老眼だからこんなに細かい結び方は出来ねぇ…」と。「だからPEは使えない」と仰っておりました。なるほど、PEを使うことが出来ないだなんて考えた事もありませんでした。最初は電車結びでも全然大丈夫だと思いますよ。
気を取り直してキャストを続けます。が、全く反応がありません。最初の2時間はまるで無駄な作業の繰り返しとなってしまいました。餌木も色々と変えてみたのですがどれもダメでした。泳がせ組も、不発。
ここで買ってきたペットボトルのコーヒー（Georgiaのカフェオレ）を飲んで休憩としました。今年の新製品のヤマシタのネオンブライトやDUELのLQのそれぞれ2.5号も投入しましたが反応が無いので次は餌木を2号にサイズダウンさせてみることにします。そして、ヤマシタのエギ王ライブ2号のチラツキアジというカラーの餌木を辛抱強くボトムまで送り込んだらようやくアタリがありました。そしてフッキングにも成功しました。引きはあまり強くはありませんでしたが、今月に入ってから初のアオリイカのジェット噴射を味わいつつ抜き上げました。
小さい。胴長8cmくらいでしょうか。今年は成長が早いと誰かが言っていましたがこの釣り場に関してはまだまだ育っていない感じです。でもこのイカを見てお隣のファミリーの、小学校5年生くらいの男の子が「初めて見た～」と興奮していたので、プレゼントする事にしました。小さいけれど、1匹だけですが喜んでもらえて幸いです。
そして、日没となりました。
それまで表層に浮いていた豆アジは姿が見えなくなりサビキ釣りの人達の針にも掛からなくなりました。なので1組またひと組と帰ってゆき、暗くなる頃には少しは立ち位置を移動する事が出来るようになりました。これで、これから本番だろうと言うことで気合いを入れ直します。
が、しかし餌木にはアタってくれません。一方泳がせ組は特にMHRさんが好調であっという間、でも無いですが4匹釣り上げていました。小さいのから胴長13cmくらいまででした。これが釣れる釣り場なら大したことは無いのですが、ここはアオリイカよりもアオリイカ釣りをする人が多いのではないか？！と思われる様な状況の釣り場なのでなかなか爆釣とはいきません。かと言って、立ち入り禁止の場所に侵入するのも嫌なのでここら辺の釣り場で妥協するしかないのが歯がゆいです。
餌木も色々と変えてみましたが何れも不発。そして20時からのパラリンピックの閉会式をリアルタイムで見たかった事もあり19時半前に納竿としました。
結局釣れたのは1匹だけでした。惨敗です。もう少し経ち少しは成長してくれたらアオリイカは2.5号や3号の餌木も追ってくれるようになるのでしょうか。その時を楽しみにしたいと思います。
昨日使用した餌木。
