すっかり秋も進んで朝方は寒く感じられる事の多くなってきた昨今ですが、今年の秋シーズンは本当にアオリイカが釣れませんでした。所謂ハズレ年だったと言っても良いかと思います。かく言うボクは10月に入ってからは実はエギングをしてもボウズが続きました。なのでだんだんエギングよりもアジングの方に熱量が傾いていたのです。豆アジの泳がせでアオリイカを狙っている人達も全然さっぱりな事が続いていて、それを見るとショアからのアオリイカはもう終わってしまったのかと思わざるを得ませんでした。船からの、ティップランだといけそうですが、新潟市中央区付近の海でティップランをやるとエソばかりがアタってくるらしいです。 今年は本当にエソばかりが目立ちます。
ところがボクのよく行く釣り場で、24日(日)の19時半頃に胴長23cmのアオリイカが堤防からのエギングで釣れていました。24日といえば前日までの時化が収まった直後で結構海水は濁りが残っていたという状況でした。そして次の日25日(月)の同じくらいの時間に常連Mさんが豆アジの泳がせで胴長24cmを、そしてIさんも同じメソッドで20cmオーバーのアオリイカを釣り上げたのです。連発はしませんでしたがその秋にしては結構良いサイズのアオリイカを見て、ムラムラとエギングがしたくなったのは言うまでもありません。
という事で、次の日の26日(火)の夕刻は久々にエギングをしてみる事にしました。風は穏やかで絶好のエギング日和に思われましたが海水はすっかり濁りも取れていて、あと同日朝に雨が降った影響はどうなのか気になるところですがとりあえずやってみることに。
最初は泳がせ組の居る堤防中ほど少し手間の所でキャストを開始しました。約半月ぶりのエギングですので最初はデフレ餌木(凄く低価格な餌木)の3.0号でやってみることにしました。そのデフレ餌木はOGKの製品でディープタイプでしたのでボトムを取るのも分かりやすくて重宝しているのです。これで少し慣れた後、餌木をヤマシタのエギ王K3.0号のかの有名な人気餌木のムラムラチェリーにしてみました。日没後のまだ少しだけ明るさの残る時間帯だったので我ながら良いチョイスなのではないだろうかと思ったのですが…。
アタらないので4~5投したら横に10mくらい移動するといった感じでランガンします。餌木もムラチェの他にヨーヅリのアオリーQロングキャストのモンスターマスター3.0号にしてみたり同じくゴールドリアルアジ3.0号にしたり、これらをローテーションしながら堤防先端方面へと進んでゆきました。時にはDUELのez-Qフィンプラスランガン3.5号にしてみたりもしました。
が、しかしイカパンチ一つありません。そして時間だけが進んでゆきました。潮は中潮でしたが全然流れません。なるべく潮が効いている所がないか更にランガンを続けますが、何処もまったりしていてこれはダメだと20時前に諦め、納竿です。ボクだけでなく他のエギングをしている人達も豆アジの泳がせ組も誰一人としてアオリイカを釣り上げる事ができていませんでした。しかし前日、前々日と良い型のアオリイカが釣れたという事実があるし、良い潮の時に行ければもうワンチャンくらいありそうです。なのでまだエギングの道具を片付けるのはやめておきます。タイドグラフを良く見て、次は潮が流れそうなタイミングでエギングが出来ればな、と。あのアオリイカのジェット噴射をまた近いうちに味わえる事ができるかどうか?再挑戦を近日中に行いたいと思います。
タイドグラフBI /全国の釣り場ごとの潮見表
B.Creation Inc.無料posted withアプリーチ