この作品は、誰が花嫁になるのかを考える推理作品でもあります。と、思うのです。伏線が至る所に仕掛けられていて、それを後でしっかり回収してくれる非常に良く練られた作品なのは原作漫画及びテレビアニメ1期、2期を何度も見ていたので分かっていました。最初はそれ程でも無かったのですが見ていくうちにどんどんこの作品が好きになっていったのです。原作コミックを全巻買い揃えたなんて久しぶりの事でした
そしてこの度テレビアニメ3期ではなく長編映画として先週の5月20日(金)に公開が開始されたのですが、それから1週間経ってようやく見に行く事が出来たのです。何だかんだで忙しかったのと、あと毎日のように釣りをしていましたので時間が取れなかったのですが、昨日は風が8m/s以上と強く吹いて海も1m以上の波が出ていたので釣りはやめておきました。なのでこれはチャンスだ!映画を見に行くしかない!と言うことで新潟市中央区の万代にあるTジョイ万代まで行ってきました。新潟県内だとTジョイ万代とTジョイ長岡しかやっていないので、普段は使わないTジョイ万代に行くしか無かったのです。ここに来るのは1年ぶりでしょうか。
さて、土曜日の昼前という事でTジョイ万代はびっくりするほど大変賑わっておりました。これは「トップガン・マーベリック」が昨日公開されたばかりなのが原因なのかと思いきや、五等分の花嫁を見る方もめちゃくちゃ多かったのです。このコロナ禍で3蜜を防がなければならないご時世ですが、五等分の花嫁を上映しているシアター1は大きめの会場なのにも関わらず8割以上席が埋まっていたのではないかと思います。スクリーンも大きくて、取れた席も前の方だったので余計に画面がでかく見えたのですが、それが良かったです。
内容的にはテレビアニメ1クール分(→12~13話分)の内容を136分に収めるために何処を端折るのか気になっていたのです。上映が開始され、前半~は何だかすごい省略されてどんどん話が進んで行く感じで正直薄さを感じ、これなら映画でなくて時間を掛けてじっくり出来るのでテレビアニメ1クールの方が良かったのでは?!と思ってしまったのでした。
が、しかし後半からはじっくり丁寧に描かれてものすごく感情移入出来ました。四葉推しのボクとしては四葉の過去の失敗をもっとドロドロしたものにして欲しかったですが(良いところも悪いところも推せるのですよ。)、でもクライマックスに向かってどんどんと盛り上がり、時にはいい歳こいて涙が出そうになったりと非常に面白かったのです。で、やはり映画にして良かったと、最後まで見たあとはしみじみ思うのでした。スクリーンで見る事が出来て良かったです。136分とアニメ作品にしては異例の長さでしたがあっという間に見ることが出来たのでした。
ちなみに来場者特典第2週目は色紙でした。改めて四葉推しのボクですので四葉が良かったのですが、ランダムで貰えた色紙は五月ちゃんでした。
風太郎と一花、二乃、三玖、四葉、五月の5姉妹の物語はこれにて完結となりました。これで終了というのは残念で、改めてスピンオフ作品が発表されないかな?と淡い期待は抱きつつ、今はこの映画の余韻に浸るのでした。そして改めて原作コミックも録画してあるテレビアニメも見直してみることにします。いやぁ、面白かったです。この作品を見るにあたり、原作やテレビアニメ1期2期を予め見ておいた方が良いですが、それらを見ていなくても楽しめる素晴らしいエンターテインメントでした。★★★★☆です。オススメ作品です。
見た後も四葉推しは変わりませんでした。