Marvelous Act(2)

新潟市よりゆったりまったりお届けします。魚釣りは主にショアから。ルアーも餌釣りもしますがライトゲームやエギングをすることが多いです。パックロッドを愛用中。※当blogのリンクには広告が含まれています。


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ライトキャロライナ・キス、しかもベイトフィネスで。

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何度か砂浜海岸に通っていたのですがなかなか厳しい様で、なかなか釣果に恵まれません。やはり激戦区の新潟市西区のサーフです、本格的投げ竿で沖のテトラ帯近くまで遠投しなければまだ厳しいのでしょうか?それとも土日で既にキスが抜かれている?投げ竿のタックルは重くてだるいよなぁ…どうも気が進まないなぁ。というワタクシはシーバスタックルを使ったちょい投げ的なキス釣りを繰り返していたのです。そして、ボウズを繰り返していました。

 

時期的にはそろそろ波打ち際で釣れ始めても良さそうなのに。やはり本物の餌(ジャリメ)でなくてマルキュー・パワーイソメで頑張るのが間違っているのか?

 

という事で、苦戦中ですが、更に自分を追い込みました。とある日、徹底的に波打ち際だけを攻めてみようかと思ったのは、ロッド(釣り竿)の整理をしていて「このロッドの出番はもう無いかも」と思った一本のロッドのお手入れをしていた時閃いて、これでシロギス狙ってみたら面白いかも、と思ったからなのです。

 

そのロッドもパックロッドです。アブガルシアのソルティスタイル・ベイトフィネスカスタム・SBFC-745MLS-KRという、5本継のソリッドティップのベイトロッドです。このロッド、アブガルシアらしく少し前に流行ったマイクロガイドが装着されています。しかも多点ガイド。このロッドを使い始めてマイクロガイドが嫌いになりました。兎に角ガイドを通るラインの抜けが悪くて7フィート4インチの長さがあるのに飛距離は出ないし、そしてPEラインを使用した時のリーダーとのノット(結び目)部分が引っかかる感じがしてしまいます。モノフィラなら問題無くてもリーダー必須のPEライン使用時の不快さはマイクロガイド嫌いになるのに十分でした。ついでにこのロッド、ベンディングカーブもカクカクしていて美しくない。という事で最近は使わなくなっていました。

 

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このロッドを今回使ってみようと思ったのは、先ずはソリッドティップがキスを弾かないかもと思ったのと、これまた釣具整理していた時に見つけてしまったフロロカーボンの6Lbs.、1.5号のラインがあったからなのです。そのラインはもうはるか昔に買ったサンヨーナイロンのアプロード・レーザーサイトという赤い色のフロロカーボンなのです。確か沢村幸弘プロのお店、河口湖畔の「キャリル」で買ったかと思います。まだ中原さん(山中湖・センターフィールドのオーナー)がキャリルに居た頃ですので、それはもう古いものですが、大好きなラインでした。このラインで「見えるライン」の重要性を知り、以降、透明なラインの多い中このレーザーサイトやサンラインのバイトマーカー付きのBMSを多用するようになったバスフィッシング時代をすごしました。そんな思い出のラインを見つけてしまい、このまま捨てるのも勿体ないので使ってみることにしたのです。と、言うわけでシマノのベイトリールの14ブレニアスというソルト用ベイトフィネスリールの先駆けのリールに巻きました。古いラインでしたが使えそうです。

 

という事でフロロカーボン6Lbs.で波打ち際を叩きまくってしまう作戦です。

 

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リグ(仕掛け)は2号の中通しのナツメ錘を使ったキャロです。キャロ、正確にはサウスキャロライナリグ、スイベルとの間にはヒーズと、ブレードも装着してアピールしてみました。メジャークラフトのコロラドブレードです。そして、スイベルの先には0.6号のハリス付きの秋田狐針の7号一本針。そしてベイトは先にも述べた様にパワーイソメです。

 

本当に変なことを自分はするなぁ!と思いつつ、この日はボウズ覚悟で臨みました。

 

モノフィラのフロロカーボンのキャストは快適な方でした。大体30メートル程の飛距離、投げ釣りで言うところの一色の飛距離です。遠浅の海ですが流石はベイトタックル、ボトムが取りやすくてその後もボトムの探知能力は上々。これにソリッドティップだから、もし波打ち際にキスが溜まっていたらそれはもう最高かよ!ですね。

 

しかしこの日もアタリがありません。アタったかと思ったらクサフグ…。ジャリメに比べて圧倒的に手返しの良いパワーイソメなのに、ちょこまかと新しい物に付け替えなければなりません。そうして時間だけが過ぎて行くのでした。

 

「キスは歩いてなんぼ」という言葉があります。兎に角ランガンです。キャストして探っては4~5メートル移動して、またキャストです。途中、良かれと思って装着したブレードにハリスが絡まる様になってきたのでブレードははずしました。ハリスを0.6号から0.8号に太くしても良かったのですが面倒だったので。そうして最初に立った地点からかなり離れた場所でようやく、ようやくシロギスが掛かりました。細身のロッドでのキスはやはり楽しい!

 

こうして今シーズン初のキスを手にする事ができました。結局その後もアタらずこの1匹に終わりましたが、次こそは!と思わせてくれました。100匹とか、そんなに釣っても食べきれないですしね。でも1匹だけなのでとりあえず冷凍庫行きにして後でまとめて食べる事にします。初物とはいえ1匹だけ食卓に登るのも虚しいですし。

 

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という事で帰り道、防砂林を抜けるのですが、かつて松林であったそこは今は雑木林と化していて、その中に野ばら(ノイバラ)が咲いていました。それを見ながら帰ったのでした。

 

ベイトフィネスキス釣り、面白いかもしれません。フロロカーボンのラインだから飛距離は出ないけれどその比重もあり水に馴染み易いし近距離たから感度も悪くないですし。釣りをしている時は「次はシーバスタックルかな?」と思っていたけれど1匹釣れたので次もベイトフィネスでやろうかな、と思う様になったのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

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