Marvelous Act(2)

新潟市よりゆったりまったりお届けします。魚釣りは主にショアから。ルアーも餌釣りもしますがライトゲームやエギングをすることが多いです。パックロッドを愛用中。※当blogのリンクには広告が含まれています。


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アジングは何故夜の方が良いのか?

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アジングって夜にやる事が多いじゃないですか。これは何故なんだろうと考えてみました。

アジの生態として先ずアジが何を食べているのか?から考えていきます。

アジの食べるものと言ったら小型甲殻類や魚類の幼生などの動物プランクトンです。だから動物プランクトンがいる所にアジはいる、と。

では動物プランクトンが何処にいるのかというと、動物プランクトンが食べる植物プランクトンが発生する場所なのです。

アジ迄の食物連鎖は、

植物プランクトン→動物プランクトン→アジ となりますね。

そんな植物プランクトンを発生させるのに適した条件とは?

昔の学生時代を思い出してみます。植物プランクトンが増えるのに必要な要因が温度、栄養、光の3つ。それらをさらに考えると、季節的なもの、潮、時間帯と、3つの要素が考えられます。

季節。

アジングに限らずアジ釣りに適しているのは今の時期(春の、暖かくなった頃)から秋までですよね。春の日差しが暖かくなり、太陽の光が強くなってくると植物プランクトンが大量に発生→これを餌にする動物プランクトンが増える→アジが動物プランクトンを食べる

と、こんな感じになります。

潮。

植物プランクトンは自分ではあんまり動けないから潮の流れが無い時には沈んでしまうのでは?逆に潮の流れがMAXになった時に植物プランクトンは上層・表層で活発に光合成を行い増殖する、と。

時間帯。

アジが釣れる時間帯は満潮の前後の時間帯が多いように思われます。これは干満差の少ない日本海、新潟の海であってもです。満潮の時に植物プランクトンは上まで上がっているような気がしますしそれでアジの棚も変わる、と。これはより数を釣る遠投サビキ釣りの人に、棚について或いは長い仕掛けの何処にアジが食いついてきているのか今度聞いてみようかと思います。

潮止まりになると、それ迄釣れていたのに急に釣れなくなります。

さらに、釣りにはマズメ時という言葉があります。日の出と日の入りの前後の時間帯の事ですよね。朝と夕方は太陽が低いから太陽の光は海水面だけを照らします。すると植物プランクトンはこの光に当たろうと表層に上がってきて活性が上がります。すると食物連鎖が始まり、それ迄(日中)は少し沖のボトムで回遊していたアジが岸近く迄寄ってくるのでは?アジは夜にも捕食出来る魚ですし。

等と考えると、アジが釣れるのは暖かい潮の流れのあるマズメ時以降、という事になります。

それでは何故夜なのか?多分、夕マズメに表層に上がってきたプランクトン類は動物プランクトンであっても自分ではあまり動けないからその場に留まっているからなのではないでしょうか。他にも、この時間帯は動物プランクトンを狙う小魚・稚魚何かも浮いてきますのでそれ等をアジは捕食する、と。マズメはマズメでも、朝マズメだとそれ以降は太陽が昇ることにより植物プランクトンもまた夜と違い散ってしまうから釣れなくなるのでは。

ここまでの事を一言で言うと、

夜は岸近くで動物プランクトン或いは小動物が浮遊するからそれを狙ってアジもシャローにさしてくる、だからこの夕マズメ以降に狙うのが効率的、とこの様になります。

なんだか分かったような分からなかったような。サビキ釣りでは昼間も良くアジが釣れたりしますがサイズは選べません。また、サビキより明らかにアジングで釣ったアジの方が大きい事が多いです。この、大きい魚程効率的な捕食をしていると考えるとアジングの方が大物釣りに向いているのも頷けます。サビキ鈎よりもたいていのワームは大きいですし。

小・中アジよりも大アジの方がよりボトムに近い所で釣れるのは、大アジの方が用心深いからなのでは?

などとつらつらと書きましたが、アジングでより大物を釣る参考になれば幸いです。

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