昨日は風が強く吹き海も波が出たので当然釣りはお休みしました。なので釣りネタも無いのです。そこで今回はボクが最近よく使うアジング用のジグヘッドを4点紹介しようかな、と。
皆様もご存知の通り、アジングに欠かせないのがジグヘッドです。錘と針が一体となったこのジグヘッドは餌釣りのテンヤの様に釣り人の思いのままに操作できるので、意図した通りにワームをアクションさせることができます。ジグヘッドはアジングの他にメバルを狙うメバリングやシーバス釣りでも使用頻度が高い、よく使われている針です。
シーバス用はサイズが違うので置いておいて、同じようなサイズのアジングとメバリング用のジグヘッドの違いは、基本的に明確な違いがある訳では無いのです。なので兼用の製品も多々あります。敢えて言うならば、アジング用は刺さり重視で軸が細く、フックポイント(針先)が少しだけ外向きになっているものが多く、逆にメバリング用のジグヘッドは太軸で針が伸びにくいものが多いという感じです。
能書きはここまでにしてボクが実際に使ってみて良いなと感じ、アジングで多用するジグヘッドは今4種類あります。
①ダイワ月下美人アジングジグヘッドTG」
錘の部分が通常の鉛ではなくてタングステンが使用されています。比重の大きいタングステンなので鉛のヘッドよりもコンパクトに仕上がっています。なので特に急流や深場に実に強くて、空気抵抗も少ないので飛距離も伸びます。と、良いことずくめなのですが、欠点は他の鉛使用のジグヘッドよりも1本あたりの単価が高い事でしょう。セレブリティなジグヘッドですが、でもその値段を支払うだけの価値はあります。フックには後述する土肥富のレンジクロスヘッドと同じフックが使われていますがこちらは金メッキがされたフックとなっています。フックサイズは#12、#10、#8と選べます。このサイズは数字が小さくなるほど大きいサイズになります。ちなみに#12だったら「12番」と読みます。
②土肥富レンジクロスヘッド
特徴的なそのヘッド形状は丸いやつよりもスローフォールを実現させています。兎に角フックポイント(針先)の仕上がりが素晴らしくて実に鋭く、アジの掛かりが抜群です。このジグヘッドも鉛使用にしては少しだけ単価が高めではありますが、でもこれは良いものです。アタるけれど乗らない、というケースが多い方は是非1度使ってみて欲しいです。フックサイズはM、他社製品の#8と同じくらいのサイズです。大体20cm~くらいのサイズのアジに対応している感じです。こちらのフックは金メッキされておらず、アジが金針を嫌うような状況の時にGoodです。
③アルカジックジャパン ジャックアッパー
#12サイズのフックを使用したジャックアッパーナノから大アジ対応の#6まで、また太軸のHWシリーズと、バリエーション展開が豊富なフックですが、その1番の特徴は、フックが、針先が内向き(ねむっている、と言います)になっている事でしょう。そもそもの形状が餌釣りのアジ針の形状をしていて、吸い込まれやすくてバレにくい、という印象です。また、根がかりも若干しづらいかも。1本あたりの単価は標準的です。
④ヤリエ アジ爆ジグヘッド
針先が外向きなアジング用のジグヘッドのハシリはこのジグヘッドだと思います。ヘッドが赤く塗られていますが兎に角安いジグヘッドなのによく釣れます。ヘッドが無塗装の「メバリー早掛」という、同じフックを使用したジグヘッドも同社にはありますがこちらだと更に1本あたりの単価が下がります。フックサイズは#8と#6の2展開。ボクはジグ単の他にキャロライナリグの時もこのジグヘッドを良く使います。ボク的に基準となるジグヘッドかと思います。
という事で、それまで色んなのを使ってきましたが最近良く使うジグヘッドは上記の4種類のものになります。皆様はどんなジグヘッドをお使いですか?