昨日の夕まずめから宵の口にかけて海へと行ってきました。先日買ったアジング用のパックロッドのゼスタ ブラックスターセカンドジェネレーションソリッドモバイルS59-Sシグナルトランスミッター(長い名前!)、これをまだ使っていなかったので試しに投げてみたいと前々から思っていたのです。丁度昨日は海も波高が80cmくらいで釣りができそうなので、ピカピカの新品のロッドを持って行ってきたのです。
合わせるのはエステルライン0.3号を巻いたリールで、果たしてこのS59-Sシグナルトランスミッターがどんなキャストフィールなのか?!
よく考えたらシングルハンド(片手投げ)のロッドは久しぶりです。何年ぶりだろうか?最近はダブルハンド(両手投げ)のロッドばかりでしたので、キャスト時に誤ってタックルごと海に放り込んでしまわないか心配でしたが、そこは昔取った杵柄とでも言いましょうか、2、3投したら普通に投げることができるようになりました。後で無理やり両手で投げてみましたが飛距離は片手投げと変わりませんでした。
さて、0.3号のエステルラインに、リーダーはフロロカーボンの0.8号、結ぶジグヘッドは最初は1gから始めてみます。片手でもピシュっと音を立てつつキャストしますが…、飛距離にして20mちょっとという感じでしょうか。まぁこれだけ飛べばアジングは成立するだろうから…と言いつつもう少し飛ばしたくなります。ジグヘッドを1.3g、そして1.5gとウエイトをあげていきましたら今度は1.5gしかない筈のジグヘッドがやたらと重く感じます。飛距離は30m近くまで出るようにはなりましたが、このリグを操作している時の重みはやはり、より繊細なロッドだから感じるのでしょう。潮の流れる感じも伝わってきます。パックロッドと言いつつ流石に3万円クラスのアジングロッドです。今まで使っていたロッドとはもう使われているカーボン自体が違うと感じます。
これは、これでアジのアタリは今までの倍以上に感じられるだろうし、近距離だったらもう元には戻りたくないとすら思います。が、しかし飛距離は前述の通りなので、ボクのよく行く釣り場での春先のアジングには飛距離が足りないと感じる場面も出てきそうです。遠投サビキ釣りの方たちに釣り勝つにはインターシンカー(TictのMキャロ等)を使ってカッ飛ばさなければならないケースが多いのです。なので、ロッドは2本持って行って両刀使いになるつもりです(ジグ単とキャロと)。パックロッドなら2本持って行っても荷物になりませんし。
兎に角ショートレンジ(近距離)ならば、今までよりもより多くを感じる事ができると分かりましたのでそれに伴い釣果も少しは良くなることを期待します。
…、そういや試投と言いましたがジグヘッドにはレインのアジアダーを付けていました。あわよくばアジを釣りたかったのですが魚の反応は皆無、まるで無くてフグすらアタりませんでした。やはりまだ東港辺りに行かないとアジは厳しいのかな。その東港では例年の如く春分の日を過ぎた頃からサゴシが釣れるようになったみたいです。早く、こちらにアジもサゴシも回ってきて欲しいですね。
昨日は試投でしたが次は魚を釣りたいものです。とりあえず、買ったロッドがかなり武器になりそうだと分かったので、あと2週間後くらいでしょうか、回ってきたアジを釣り上げて入魂!できたら良いな、と切に思います。