「ロイヤル・エントリー!」これがiggyさんにお勧めされたYouTuberの「悪食プリンセス グラトニーヌ」、これのグラトニーヌ嬢が釣りにてキャストする時の定番の台詞なのですが、このグラトニーヌ嬢が新潟の方なのですっかりハマってしまい、何十本も動画を見る羽目になり、すっかりiggyさんの思惑通りになってしまったという…! その、キャストする時の「ロイヤル・エントリー!」という掛け声よりも、やはりキャストする時は「チャー・シュー・メン」だとか「江~の島~ど~ん」の方がわたくしめは調子が良いと思うのであります。が、疲れてくると、もう何でも良くなってきてしまいます。
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先日、もうそろそろ良かろうと思い、重い腰を上げ自宅から徒歩で行けるサーフにシロギスを狙って釣行してみましたわ。おっと、いかん。思わず口調がグラトニーヌ嬢になってしまいました。
シロギス釣りと言ってもボクが使うのはMLのシーバスタックルです。長い投げ竿も振り出しのがあるにはあるのですが、なんせ投げ竿タックルは、重い!安・近・短がボクの釣りですので久しぶりの釣りでいきなり疲れてしまうのも嫌だったのでございます。なので、シーバスタックルです。投げ竿タックルに比べると実に軽くハンドリング出来ます。飛距離も、安物振り出し投げ竿に近い飛距離は出せます。とはいえ投げ釣りで言う3色くらいですが。
この3色→約75m、この範囲にキスが寄ってきてくれているのか?!否か?!それがポイントというか、前情報だとマズメ時には反応があるみたいな事を知り、最初はヤル気になっていました。仕掛けは早掛けタイプの6号の2本針の仕掛け、餌は先日入手したヒロキューのポケベイトシリーズの「ポケイソメ」、これを初めて使ってみます。このワームの様な細長い人工餌は、マルキューのパワーイソメよりも更に生餌に近い感じで、なかなか良さそうです。ポケイソメは今年の4月に売り出された新商品ですが、先代のポケベイトは針に刺す時に裂けてしまうことがあったそうで、それよりは少しは良くなっているのかな、それでも生のジャリメよりは硬めなので針に刺すのには少し神経を使いました。思うに、使っていた針は早掛けタイプ、狐針の形状をしているやつだったのですが、そうでなくてラウンドベントの競技針タイプを使った方が餌付けは簡単かもしれません。針に付けた感じは、「これはイケる、釣れるのではないか?!」と妙な自信が湧いてきます。
そんなこんなで砂浜を歩き、ロイヤル・エントリー開始デス。軽~くキャストしても50mくらいは投げられます。いわゆるちょい投げよりかは飛距離が出せる感じ。6月に入ってくるとキスはより接岸してきて、ちょい投げでも、何ならアジングのジク単のタックルの飛距離でも釣れたりしますが今は5月半ば、少し早いかな?まぁ、接岸してきているか調査の意味もありましたのでキャストしてはボトムをゆっくり引いてきてはまたキャスト、を繰り返し、数投したら少し横に移動して、というのをひたすらやって行きます。でも、全くアタりません。これは餌でなくてそもそも接岸してきてはいない感じなのでした。5~6色、沖に設置されているテトラポット群のあたりまで飛ばせれば反応はあったかもしれませんが、それは無理なのでひたすら横移動しつつ3色~2色の辺りから引いてきます。
が、何事も無く時間だけがすぎてゆきます。夕マズメになれば少しは反応が出てくるかな?、と淡い期待を持ちつつも既に疲れを感じ始めてしまいました。今シーズン初の浜歩きだった事もあり、そして釣れないので夕マズメに差し掛かったあたりで納竿する事にしました。
と、いうことでボウズでございました。アタリひとつも無くて、まだ時期尚早だったかもしれません。他の釣り人達も皆釣れている感じではなかったですし。こうしてそそくさと片付け、砂浜をまた1kmくらい歩いて帰ります。この浜歩き、健康とダイエットには良いかもしれません。が、この日はうちにたどり着いた時には汗もかき、即シャワー行きとなりました。
次は、また今週末辺りに行ってみますか。キスが接岸してきたタイミングがいつになるのかは通いつめなければ分かりませんし。もう、頭の中は今年の初物のキスの天ぷらが食べたい欲が渦巻いているのでそれを満たすのが当面の目標となりました。