先日、A海岸へキス釣りに行ってきましたよ。時間が限られていたので1時間半程の釣行ではありました。夕方に現場着、潮止まり2時間前でした。これが後々後悔する事になりました。
この日使う餌は、またもジャリメ(イシゴカイ)を用意出来なくて、以前から用意してあった人工餌を使うことに。ボクの手持ちの人工餌はヒロキューの「ポケイソメ」とマルキューの「パワーミニイソメ」の2種類で、数週間前にポケイソメの方では釣れなくてパワーミニイソメの方で釣れたので、今回は最初からパワーミニイソメでいってみることにしました。
仕掛けは競技用タイプの針を使用した2本針の仕掛け、何時もは6号針を使うのですが、パワーミニイソメに合わせて今回は7号針のを選んでみました。パワーミニイソメは4色ありますが茶色のを2本両方にセット、シーバスロッドでキャスト開始です。すると一投目からアタリがあるではありませんか!釣れてきたのは15~6cm程のきれいなシロギスでした。ここから5分間くらいだけ入れ食いに。時には人工餌であるはずのパワーミニイソメが取られたり食いちぎられたりもしました。裂け目が入っていたりもしました。フグはいなかったのに、この状態。本物の餌にも劣らぬ食いっぷりなのです。
シロギス釣りは引き釣りですが、人工餌ですので止めるとアタらなくなる感じです。それでも短時間で数匹のシロギスを手にすることが出来ました。が、サイズは上がらず。天ぷらサイズだけでなくお刺身サイズも釣りたいなぁ、と思いましたが、すぐにアタリは止まったので横に20m移動してはまたキャストです。これはもう、あと少しでつ抜け(10匹超え)だな、という所で潮が動かなくなりました。まだ干潮潮止まりまでは1時間くらいあったのに、海はのっぺりとしてしまいます。こうなるとお手上げです。離岸流も発生していませんし、ルアーフィッシングよろしく砂浜をランガンしますが、何処に行ってもぴくりともしません。こういう時生餌だとどうなのかな?と思いつつ、普段運動不足なボクがサーフを歩き回ったものだから、とはいえまだ1時間も歩いていないのに汗だくになってしまいました。サーフ歩きはダイエットに良いかも。とはいえ脱水症状にはなりたくないので持っていったペットボトルのお茶をゴクリと飲んで一息いれるのでした。
そして、もう潮止まりまで残り時間は少なくなってきました。なので、これにて納竿。つ抜けはならず。サーフのシロギス釣りがここまで潮に影響されるとは知りませんでした。あまり釣れなかったので、今回釣れたシロギスも即冷凍庫行きに。せめて20匹超えくらい釣れたならばこの日の晩御飯はキスの天ぷらにしようかと思っていたのですが…。
さて、今回はパワーミニイソメを使った訳ですが、キスの活性が高いとき即ち潮の動きが良いときには十分に使えると思いました。パワーミニイソメは長さが4.5cmなのですがそのままカットせずに丸ごと付けてもときにはピンギスも掛かったりしました(ピンギスはリリースしました)。マルキューの回し者ではありませんが、これは結構イケますよ!今回みたいに短時間だけキス釣りを楽しみたい時に良いのではないかと思います。
そして、今はそれこそアジングのジグ単タックルでも釣れてしまうくらい波打ち際にもキスはいるのでチョイ投げ初心者向けタックルでも全然大丈夫なので、皆様もやってみてはいかがでしょうか?!今が旬のシロギス釣り、次は予めしっかり潮見表を確認してから行こうと思います。